目次
- 1 ストレングスファインダー®の資質「運命思考」とは
- 2 「運命思考」の特徴(強み/弱み)
- 2-1-1 「運命思考」強み使いの事例
- 2-1-2 「運命思考」弱み使いの事例
- 3 まとめ
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
今日はストレングスファインダーの資質「運命思考」について、僕が学んだ事に対するメモを残してみようと思います。
このメモがストレングスファインダーについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ストレングスファインダー®の資質「運命思考」とは
まずはギャラップ社による「運命思考」の解説をご覧ください。
<運命思考>
運命思考という資質を持つ人は、あらゆる人や物事は互いに結びついていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの理由が存在すると確信しています。
(引用:クリフトンストレングス)
上記のように、「運命思考」は全ての物事はどこかで繋がっているといった感覚を持つ資質です。
過去・現在・未来に関わらず、起こった出来事には必ず何かしらの意味があり、全てはどこかで繋がっていると当たり前のように考えています。
そのため、人と人との縁を非常に大切にしたり、争いや対立の構図を嫌う人が多いでしょう。
その反面、自分にとって嫌な状況にも意味があると考えるので、その状況を我慢して受け入れがちです。また、流れを変えるような大きな決断は苦手な場合もあるかもしれません。
「運命思考」の特徴(強み/弱み)
資質とはあくまで特徴であり、それは強みにも弱みにもなり得ます。
ここでは「運命思考」の強みと弱みについていくつか事例をご紹介します。
「運命思考」強み使いの事例
- 全ては繋がっていると考える
- 根拠がはっきりしなくても受け入れられる
- 人の縁を大切にする
- 辛い状況にも意味を見出して乗り越えらえる
「運命思考」弱み使いの事例
- 嫌なことや悪いことでも受け入れてしまう
- 自分で大きな決断をするのに抵抗がある
- 嫌なことが起きるのは自分の行動が悪いと考える
- 全てに意味づけをするのに必要以上に悩む
まとめ
「運命思考」を持つ人は、全ての事象はどこかで繋がっており、全てに何かしらの意味があると考えます。
たとえはっきりとした根拠がなくても、そういうものだと受け入れる力も非常に強いです。また、人の出会いにも意味があると考えるため、一つ一つの縁を大切にします。
しかしその反面、自分にとって都合の悪い出来事が起こった場合でも、自分の行動に原因があると考えたり、そうなる運命だと考えたり、無理に受け入れてしまうことも多いでしょう。
そのため「運命思考」を上位に持つ人は、自分の行動が世の中に与える影響は自分が考えるほど大きくないという事実をしっかり理解しましょう。
少しくらい嫌なことは嫌と言っても、世の中の流れは変わらないし、罰も当たりませんよ。
最後に、ストレングスファインダーの資質は他の資質との組み合わせでその人を特徴づけます。
そのため、必ずしも全員がここでご紹介した通りの特徴があるとは限りませんので、その点はご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。