コーチのプロフィール

自分を諦めてきた人専属ライフコーチ
大野貴之
1986年兵庫県生まれ。子供の頃の習い事はピアノ・公文式・水泳。
「なぜこんなこともできないの!」と、毎日親から言われ続け「自分は能力がない」と思いこみ、「どうせやっても意味ない」が口癖に。
関西学院大学に入学後、「ずっと諦めてきた自分には、やりたいことも将来の夢も何もない」と学ぶ意味を見失い3ヶ月“半引きこもり”に。
卒業後、唯一内定が出た東証一部上場IT企業にSEとして8年間勤務。
2017年、6ヶ月連続150時間残業で、うつ病と椎間板ヘルニアを発症。
腰痛で寝返りも打てず“死”を意識した事で「もっと自分のために生きたい!」と心の声を聞き、年末に退職。直後にライフコーチングと出会う。
自分を諦めてきた人生を振り返り、「何もない」のではなく「何があるか見ようとしていない」自分に気付く。
人の可能性に触れる生き方に使命を感じ、「自分を諦めている人」の人生への挑戦をサポートする為、ライフコーチとして活動開始。
昼夜逆転に9年悩んでいたクライアントの生活改善をサポートするなどの実績がある。
資格等
- 国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)
- ライフコーチワールド®認定ライフコーチ
- ライフコーチワールド®オンラインクラスコーチ
- ビリーフチェンジシステム完全マスターコース修了
↓ さらに詳しいプロフィール ↓
はじめまして。「自分を諦めてきた人」専属ライフコーチの大野貴之です。
僕は「どうせ自分なんて…」と自分を諦めてる方が、もう一度自分を信じて自分らしい人生を生きられるようにサポートをしています。
一般的なコーチングは、目標達成に向かって前進する熱いイメージや、上司が部下を行動させるためのスキルといったイメージが強いかもしれません。
しかし、僕は人の成長とは“気球”のようなもので、空高く飛ぶためには火力を上げるだけでなく、重りを降ろしていく必要があると考えています。
そのため、僕のコーチングでは心理カウンセリングの要素も取り入れ、『エネルギー集中(理想を描く)×重り降ろし(問題を取り除く)』の2つのアプローチによってあなたの成長をサポートします。
コーチングはコーチとの相性が肝心
ですが、いかに優れたコーチングだとしても、クライアントが安心して本音を話せなければコーチングの効果はありません。
コーチングで最大限の効果を得るには、クライアントであるあなたとコーチである僕との相性が非常に大切なポイントとなるんです。
そのため、ここでは僕がどんな人生を歩み、どんな悩みを持ち、なぜコーチになったのかをもう少し詳しくまとめました。
興味がある方やコーチングを受けるか迷っている方はぜひ最後まで目を通してみてください。
人は大好きだけど自分は大嫌いだった子ども時代
小学生の頃の僕はとにかく人が大好きで、『誰とでもすぐに仲良くなれること』が唯一の特技でした。
しかし、その一方で『自分はダメな人間』といった想いがあり、自分のことは大嫌いだったんです。
そう思うようになった原因はおそらくこの頃にやっていた習い事。
当時はピアノ・公文式・サッカーなどをやっていたんですが、どれも親や友達の意向に合わせていただけで、何一つ自分の意志でやりたいとは思っていませんでした。
そして親が非常にスパルタだったので、ピアノや公文式は毎日怒鳴られて泣きながらやっていた記憶しかなく、元々運動が苦手だったので、サッカーでも周りからバカにされたり仲間外れにされていました。
そんな日々が続くうちに
- 自分は何もできないダメな人間
- ダメな人間は怒られるし嫌われる
- そんな自分には価値がない
のような思い込みが自分の中に刷り込まれていったんだと思います。
ずっと周りの意見で決めてきた学生時代
自分が嫌いで自分に自信がなかった僕は自分自身と向き合うことが大の苦手でした。
自分にはどんな長所があり、将来どんな人間になりたいのか?などを考えると、何にもない空っぽの自分を突き付けられるようで怖かったんです。
そのため高校、大学などの進路を決める時はいつも『親や世間がどう思うか?』だけで選んでいました。
その結果、大学に入ってもすぐにやりたいことがわからなくなり、2年生になる頃にはほとんど不登校状態に。
サークルとアルバイトばかりの日々は、現実逃避ではあるもののこれはこれで楽しい毎日でした。
しかしそんなある日、元々痛めていた腰痛が急激に悪化。病院に行くと腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
それからは腰の痛みで起き上がることもできず、サークルもバイトも大学もいかずにずっと寝たきりの生活に。
元々自分には価値がないという思いが強かったため、本当に何もできなくなると『何のために生きているのかわからない』と思うようになっていきました。
そしてそのままうつ病になってしまったんです。
死を意識して初めて自分の本当の声を聞く
友人の助けもあってなんとかうつ病を乗り越え、卒業も就職も期限ギリギリでなんとかクリアし、僕は東京の一部上場IT企業に就職しました。
しかしここでも僕は自分と向き合うことができず、一部上場といった世間の評判だけで就職先を選ぶことに。
入社して3年もする頃には仕事にも生きることにも意味を見出せなくなり、感情を殺してただ言われたことをする機械のような人生を送っていました。
そうして30歳になった頃、僕はある大規模プロジェクトのチームリーダーを任されました。
しかし、このプロジェクトは始まる前から炎上するのが決まっていたような酷い有様…。
文句を言うこともできない僕は気が付けば100時間を超える残業が半年間続き、持病の腰痛が再発しました。
精神的にも身体的にも限界に近づいていたある日、朝起きるとあまりの痛みで寝返りすら打てない状態に。
当時一人暮らしだった僕は誰かに助けを求めることもできず、いつまでこの痛みが続くかもわからない…
そうやって考えた時、僕は「これ、死ぬかも…」と本気で思いました。
でもそうやって死を意識した瞬間、自分の中から思わぬ声が聞こえてきたんです。
「死にたくない。」
「こんなクソみたいな人生のまま終わりたくない!」
「生きたい!!」
「変わりたい!!!」
正直言って自分でも驚きました。今までの自分の性格ならもういいや…と諦めると思っていたからです。
でも、同時にとても嬉しかったのを覚えてます。
「これまでずっと自分が嫌いで、毎日がつまらなくて、生きてる意味なんてないと思ってたけど、なんだかんだでほんまは自分のこと諦めてなかったんやな…」
こうして自分の気持ちに気付いてからは、僕の中で何かが変わり始めました。
『とりあえずやるだけやってみよう』
そんな気持ちになった僕は、その年の12月をもって仕事を辞めました。
ライフコーチングとの出会い
腰の療養のために次の仕事も決めずに無職になった僕は、人生を変えようと躍起になっていました。
- 今の自分なんかではダメだ!
- もっと努力しないと!
- もっと成長しないと!
そんな思いで毎日朝から晩まで勉強し、「寝るのは怠惰」「娯楽は悪」のような考えの元、自分に鞭を打ち続けました。
この時は就職に有利になると思いTOEICの勉強をしていたんですが、なぜか思うような結果が出ず、しかも定期的に体調を崩して高熱を出すようになっていました。
さすがに何かがおかしいと思った僕は心理系の本や動画を見るようになり、そのまま30年以上生きてきて初めて真剣に自分と向き合うことになったんです。
「自分には何ができるんやろう?」
「本当は何がやりたいんやろう?」
そんなことを1ヶ月近く毎日真剣に考え続けました。そして自分なりに出した答えが、
- 昔から人の話を聞くのは得意だったこと
- 人生を諦めてしまった人の力になりたい
この2つでした。そしてこれらを満たせる仕事がないかを調べ続けていくうちに、僕は「ライフコーチング」と出会ったんです。
人生を変えたフィードバック
2018年4月、僕はライフコーチングを学び始めると同時に自身もライフコーチングを受け始めました。
そしてこれをきっかけに、僕は今までずっと避けてきた『自分自身』と月に2回、定期的に向き合うようになったんです。
そしてある日のセッションでコーチからこんなフィードバックをもらいました。
「なんか他の誰かになろうとしてない?」
「たかゆきってそういうタイプだっけ?」
その時はそれの何がいけないのかよくわかりませんでした。
僕にとって成長するとは、「価値がない自分を否定して優秀な誰かで上書きすること」だと思っていたからです。
しかし、この時のフィードバックがずっと頭の片隅に残ったまま自分と向き合い続けている内に、徐々に僕の考えはこんな風に変わってきたんです。
- 他の誰かじゃなくて、自分のまま良い人生を送りたい。
- そのためにもまずは今の自分をそのまま認めよう。
- そして、自分らしさを伸ばしてもっと成長していきたい。
この考え方の変化は僕にとって人生を変えたと言っても過言ではありません。
そしてこの考えに気付いてからは今の自分を認めるために『自分が何を感じているかに気付いてただ味わう』ことを意識して日々を過ごしました。
「あ~俺は今楽しいな。」
↓
「そっか楽しいんや。うん楽しい。」
「今は何か寂しいかも。」
↓
「そっか寂しんやな。寂しくてもいいよ。」
こんな感じでただ感情に向き合って、それを味わって…を繰り返す内に、色んな感情が自分の胸の奥の方にすぅーっと沁み込んで自分が自分に戻っていくような感覚がしてきたんです。
そしてだんだんと、自分には価値があるとかないとかどうでもよくなってきました。
ただ一つ、『これが自分だ』という揺らぎのない気持ちがあるだけ。
そこには『今の自分には価値がない』という感覚はもうありませんでした。
本当の原因は自分から逃げ続けていたこと
僕は人生がうまくいかないのは『自分がダメな人間だから』だと思っていました。
しかし、ライフコーチングを受けて自分自身と本気で向き合うことで、
- 周りの評価で自分の価値を決めていた
- いつも人任せで自分で決めてこなかった
- そのくせ悪い結果を人のせいにしていた
など、要するに、『自分はダメな人間だと決めつけて自分がどんな人間かを考えることから逃げていた』のが本当の原因だと気付くことができたんです。
そしてうまくいかない本当の原因に気付いた時、驚くほど人生は変わり始めます。
もっと早くにライフコーチングに出会っていれば…という思いも正直あるほどです。
でもだからこそ、かつての僕のように「どうせ自分なんて…」と人生を諦めている人には一度ライフコーチングを受けてみて欲しい、あなたは本当はどんな人間で、どんな可能性が隠れているのかを知って欲しいと思っています。
もちろん自分と向き合うのは苦しい時もあります。
そもそも、自分のことを他人に話すのが不安な人もいるでしょう。
しかし、そういった不安や恐怖を乗り越えて踏み出した小さな一歩こそが、人生を大きく変える一歩になると僕は本気で信じています。
僕は絶対にあなたを否定しないし、ああしろこうしろと指示することもありません。
あなたが自分自身をより深く知るための場を提供すると約束します。