目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 褒め言葉を受け取れない人の心理
- 2 褒め言葉を受け取れない本当の原因
- 3 まとめ
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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「褒め言葉を受け取れない」
という人の心理について解説していこうと思います。
僕も昔から自分に自信がなく、人から褒められることが苦手でした。
少しは嬉しい気持ちがあっても
- 喜んだらバカだと思われるんじゃないか…とか
- 言葉の裏があるんじゃないか…とか
- 皮肉で言われてるんじゃないか…とか
そんな風に疑心暗鬼になって逆に落ち込むことすらありました。
ただ、他人からの褒め言葉を素直に受け取ることができないと、褒めてくれた相手にも不快な思いをさせてしまいます。
さらに、ひどい場合は褒められるような状況、つまり自分が成功することを無意識に避けるようにまでなってしまうんです。
そうなってしまうと、人から褒められても喜べず、何をやってもうまくいかなくなり、人生がかなり苦しくなってしまいますよね。
そこで今回は
- 褒め言葉を受け取れない本当の原因
を解説します。
自分の成功や他人からの称賛を素直に喜べる幸せな人生を送りたい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
褒め言葉を受け取れない人の心理
まずはじめに、褒め言葉を受け取れない人の心理について解説しますね。
大前提として、人から褒められて全く嬉しくない人間はいません。
- 褒められる、肯定される、承認される
本来、人間はこういった行為に対して喜びや幸せを感じるようにできています。
これは人間というよりも動物の、もっと言うと哺乳類の本能です。
犬や猫でも撫でてあげると喜びますよね。
大きな括りでは褒められるってこれと同じことなんです。
にもかかわらず、褒め言葉を受け取れない人の心ではいったい何が起きているのか?
実は、
- 褒められても嬉しくない
のではなく、
- 褒められて「嬉しいと感じること」に抵抗がある
といったことが起きています。
つまり、本能的に嬉しい気持ちはあるが、それを感じたり表現することに対して、「無意識の抵抗」が起きているんです。
そして、なぜ「無意識の抵抗」が起きるのか?
といった所に、あなたが褒め言葉を受け取れない本当の原因が隠れています。
こんな風に想像してみてください。
もし、あなたが褒められた時、それを素直に認めて喜んだとしたら、いったい何が起きると思いますか?
- 調子に乗るなと怒られる
- 一度満足したらもう頑張れなくなる
- 自分が喜ぶ姿を陰で笑われている
などなど、何らかの「ネガティブなイメージ」が浮かぶんではないでしょうか。
そう、つまりこの「ネガティブなイメージ」のせいであなたは褒め言葉を受け取るのが「恐い」と感じているというわけなんです。
褒め言葉を受け取れない本当の原因
じゃあどうしてそんな「ネガティブなイメージ」が出てくるのかというと、それはあなたの「幼少期の体験」が深く関係しています。
簡単に言ってしまえば、褒め言葉を受け取れない人は
- 子どもの頃に褒められても喜ばせてもらえなかった人
- 子どもの頃に褒められて喜んだことで嫌な目に遭った人
なんです。
例えば、
- テストで良い点を取っても「これくらい当然だ!調子に乗るな!」と怒られた
- 「人間満足したらそこで終わりだよ」のように親から教えられた
- どれだけ頑張っても親が褒めてくれることはなかった
- 学校などで、良い成績を取って喜んだ時に周りから反感を買った
- 一旦褒めておいて後からけなす、嘘の情報でぬか喜びさせる、などの嫌がらせを受けた
ような経験を子どもの頃にしていると、大人になってからも褒められることに対して「ネガティブなイメージ」が浮かびやすくなるでしょう。
これらはあくまで一例ですが、こういった体験を子どもの頃にしたことで、それが「心の傷」となって大人になった現在にまで影響を与えてしまっている。
これこそが、褒め言葉を受け取れない真の原因というわけなんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
褒め言葉を受け取れない人は、褒められて喜んでしまうと何か嫌な事が起こると感じている人。
これは別の言い方をすると
「自分は褒められるに値しない存在だと無意識で思ってる人」
とも言えます。
だから自分で自分に対して、「私は褒められるに値する存在だ」と思えるようになることこそが、本当の意味での解決となります。
動画ではそのためのセラピーもご紹介していますので、もし興味がある方はそちらもご覧になってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき