目次
- 1 ストレングスファインダー®の資質「回復志向」とは
- 2 「回復志向」の特徴(強み/弱み)
- 2-1-1 「回復志向」強み使いの事例
- 2-1-2 「回復志向」弱み使いの事例
- 3 まとめ
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
今日はストレングスファインダーの資質「回復志向」について、僕が学んだ事に対するメモを残してみようと思います。
このメモがストレングスファインダーについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ストレングスファインダー®の資質「回復志向」とは
まずはギャラップ社による「回復志向」の解説をご覧ください。
<回復志向>
回復志向という資質を持つ人は、問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。
(引用:クリフトンストレングス)
上記のように「回復志向」は問題点や欠点を見つけ、それを本来あるべき姿に戻す資質です。
システムや制度などの問題点や欠点を見つけて解決したり、何か問題を抱えている人にいち早く気付いて、その人の悩みを解消するのが得意です。
そのため、医療や介護の業界に携わる方には「回復志向」が上位の人が多いと言われています。
また、問題に気付くのが得意な反面、物事の良い側面を見過ごしてしまうことがよくあったり、相手にダメ出しをしてしまいがちな所もあります。
「回復志向」の特徴(強み/弱み)
資質とはあくまで特徴であり、それは強みにも弱みにもなり得ます。
ここでは「回復志向」の強みと弱みについていくつか事例をご紹介します。
「回復志向」強み使いの事例
- 問題を見つけて解決するのが得意
- 問題を抱えている人を見ると放っておけない
- 問題解決に向けてすぐ行動できる
- マイナスをゼロにする時に力を発揮できる
「回復志向」弱み使いの事例
- 物事の悪い所ばかりに目が向く
- 悪い所ばかりを見てネガティブな気持ちになることも
- 良い所は気付いてもスルーしてしまう
- 元に戻ると(解決すると)途端にやる気がなくなる
まとめ
「回復志向」を持つ人は物事の問題点にいち早く気付き、解決に向けて行動できる人です。
問題解決のスペシャリストや、お悩み解決のスペシャリストだったりするかもしれませんね。
その反面、物事の良い面はスルーしがちな傾向にあり、相手からすればすぐにダメ出しをしてくる人と捉えられる場合もあるでしょう。
しかし厳密に言うと、「回復志向」を持つ人はただ悪い所を見ているのではなく、本来あるべき姿とのギャップを見ています。
それはつまり、今できている部分にも気付いているということです。
そのため「回復志向」を上位に持つ人は、ただ問題点や足りない所を指摘するのではなく、現時点で良い部分、できている部分もしっかりと意識する事が大切だと言えるでしょう。
また、機械と違って人間は欠点があって当然の生き物ですので、問題点や欠点に気付いたとしても、必ずしもそれを正す必要はないことも理解しておきましょう。
最後に、ストレングスファインダーの資質は他の資質との組み合わせでその人を特徴づけます。
そのため、必ずしも全員がここでご紹介した通りの特徴があるとは限りませんので、その点はご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。