目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『成長してはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『成長してはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『成長してはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『成長してはいけない』です。
- 遅刻やうっかりミスをすることが多い
- よく人に助けられることが多い
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『成長してはいけない』はどんなビリーフ?
『成長してはいけない』のビリーフを持つ人は心理的に子どものままで居続けるといった特徴があります。
心理的に子どもであるため、義務感や使命感が薄い、他人に依存的で自分で解決しようとしないなどの振る舞いが多くなります。
また、心理的に子どもなだけでなく、発育が遅かったり容姿や服装が実年齢より幼いなど身体的な子どもっぽさにも表れます。
『成長してはいけない』を持つ人の特徴
『成長してはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 「できない人」の立場を取りやすい
- 笑って失敗をごまかすことが多い
- 人に甘えるのが上手
- 責任のある立場が苦手
- 自分のことしか考えられない
- 容姿や振る舞いが実年齢より幼い
『成長してはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に子どもの成長を嫌がる(いつまでも子どもでいて欲しいなど)親の元で育つと、子どもは『成長しない方が愛される/成長すると親が悲しむ』と思い込む可能性があります。
他にも以下のような場面で『成長してはいけない』が刷り込まれる可能性があります。
刷り込みの場面
- 親が過保護、過干渉だった
- 親が代わりに何でもやってくれた
- できない自分を可愛がられた
- 「子どものくせに…」と否定された
- 親に期待されずに育った
- 「大人は大変だ」と聞かされて育った
※『成長してはいけない』が刷り込まれる場面には「子どものままの方が愛された」「成長するのを否定された」の2通りがあります。
まとめ
『成長してはいけない』のビリーフは「子どものままの方が人から愛される/成長すると危険な目に合う」のどちらかの感覚を持ち、心理的に子どものままでいるビリーフです。
先日ご紹介した『子どもであってはいけない』とは逆のビリーフですが、両方のビリーフを持つ人が多いのも特徴です。(※場面によって出るビリーフが異なる)
また、ビリーフは脳の根幹である「脳幹」に刻まれると言われており(※諸説あります)、身体的な特徴にも影響を与えることがあります。
このビリーフを取り除くと、服装が大人っぽくなるだけでなく、身体的にも変化が起こるでしょう。
ただし、これまでも何度もお伝えしていますがビリーフは悪いものではありません。
本人の悩みになっているかどうかが重要で、『成長してはいけない』のビリーフも人に愛されるのが上手いなどの良い面もあることを忘れないようにしてください。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。