目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『感じてはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『感じてはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『感じてはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『感じてはいけない』です。
- 感情を感じるということがわからない
- 怒り/悲しみ/恐れなど特定の感情がわからない
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『感じてはいけない』はどんなビリーフ?
『感じてはいけない』のビリーフを持つ人は、痛みや満腹感などの「身体的感覚」や喜怒哀楽などの「感情」を感じないといった特徴があります。
感情を感じないと言っても、「感情を感じるけど表現できない」「特定の感情のみ感じない」「全ての感情を感じない」など、人によって症状は様々。
中には心身症や自律神経失調症など、感情を抑え込んだ反動が身体に出てしまう人もいます。
『感じてはいけない』を持つ人の特徴
『感じてはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 自分の感情がわからない
- 食べる・歩くなど色んな動作が早い(感じようとしないため)
- 頭で考えてばかりいる
- いつも周りの感情に合わせてしまう
- いつも第三者の立場で客観視している
- 痛み、満腹、空腹などの「感覚」を感じない
- 心身症、自律神経失調症を引き起こす
『感じてはいけない』が刷り込まれる場面
自身も感情を抑圧している親(人前で感情的になるのはみっともないと考えているなど)の影響で、『感じてはいけない』ビリーフは刷り込まれる可能性があります。
また、「男の子が泣くんじゃない!」「女の子が怒るなんてはしたない!」などの教育で特定の感情のみ感じてはいけないと思い込む場合も。
その他にも刷り込みの場面には以下のようなものがあります。
刷り込みの場面
- 人前で感情を出すことを怒られた
- 「泣くな」「怒るな」など特定の感情を禁止された
- 親のために感情を我慢していた(自分が泣くとお母さんが悲しむなど)
- 感情を出すとバカにされた
- いつも怒ってばかりの親が嫌だった(怒るのは悪いことと思った)
- 両親が感情を表現しない人だった
- いじめや虐待などの辛さから感情を感じないよう抑圧した
まとめ
『感じてはいけない』のビリーフは感情を表現しない両親の元で育ったり、「怒るな」「泣くな」などと特定の感情を感じると怒られた経験によって刷り込まれる可能性があります。
しかし、喜怒哀楽の感情はどれも人間にとって必要だから備わっているもの。
それを無意識にでも抑圧してしまうと、いつもモヤモヤしたり(感じるべき感情が残ってしまう)、ひどい場合は身体になんらかの症状が出る場合もあるでしょう。(心身症)
なかなか自覚しにくいビリーフですが、心身への影響が非常に大きいビリーフの1つです。
なお、原因不明の持病を持っている方はこのビリーフを緩めることで症状が治まる場合もあります。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。