人の悩みの原因となるビリーフ『自分の性別であってはいけない』

人の悩みの原因となるビリーフ『自分の性別であってはいけない』

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます


この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。


今日扱うビリーフは『自分の性別であってはいけない』です。
 

  • 女(男)らしいという言葉にイラっとする
  • 女性で女らしい格好が嫌い
  • 男性で男らしい格好が嫌い


そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。


※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓

『自分の性別であってはいけない』はどんなビリーフ?

自分の性別であってはいけない』のビリーフを持つ人は心の中で「自分は違う性別で生まれるべきだった」という感覚を持っています。


そのため、自分の性別とは異なる格好、振る舞い、言葉遣いをしたり、同性に対して過剰に批判的であったり競争心をむき出しにする、といった特徴があります。


また、心の中にある感覚に反抗して、女性が女性らしさ、男性が男性らしさに過剰にこだわる場合もあります。


なお、LGBTQのように心が異性というわけではなく、自分の性別を否定しているのがこのビリーフです。(※LGBTQ=先天的、ビリーフ=後天的といった違いも)

『自分の性別であってはいけない』を持つ人の特徴

自分の性別であってはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。


これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。

ビリーフを持つ人の特徴

  • 女性(男性)が女性(男性)らしい格好をしない(できない)
  • 「女(男)らしさ」という言葉に過剰反応する
  • 同性に対して批判的、攻撃的
  • 女性で「男にだけは負けたくない」と強く思う
  • 女性が女性らしさへの過剰なこだわりがある
  • 男性が男性らしさへの過剰なこだわりがある
  • 男性は感情的になりやすい

『自分の性別であってはいけない』が刷り込まれる場面

幼少期に「本当は女(男)の子のが欲しかったのに」などと親から言われることで、子どもに「自分の性別であってはいけない」が刷り込まれる可能性があります。


また、直接的な言葉を言われなくても、「男の子に可愛い服を着せた」「女の子の男らしい格好で元気よく遊ばせた」などの非言語メッセージから刷り込まれる場合も


他にも『自分の性別であってはいけない』が刷り込まれる場面は以下の通りです。

刷り込みの場面

  • 「本当は女(男)が欲しかった」と言われた
  • 親が異性の兄弟姉妹ばかり可愛がった
  • 「男には負けるな」「女に生まれたら損」などと女の子が言われた
  • 「男は可愛くないからダメ」などと男の子が言われた

まとめ

自分の性別であってはいけない』は、親から「本当は女(男)の子が欲しかった」などと言われることで自分の性別に違和感を感じるビリーフです。


また、女性らしさに過剰にこだわる人やボディビルダーや格闘家などの男性らしさを追求する人もこのビリーフを持っている可能性があります。


このビリーフを緩めることができれば、女性はより女性らしく、男性はより男性らしく見た目も変化していくでしょう


自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩


まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。


また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。


どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください


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最後まで読んでいただきありがとうございました。