人生を停滞させる「世界三大言い訳」とは?

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之(おおのたかゆき)です。


今日は少しコーチング的なお話をしようと思います。


おそらく世の中の多くの人が「人生を変えたい!」と思うことがあると思います。


ですが、実際に人生を変えられる人は残念ながらあまり多くないと思うんです。


それは、いったいなぜなんでしょうか?


実はそこには、人生を停滞させてしまう「世界三大言い訳」というものが存在します。


多くの人は、この「世界三大言い訳」によって人生を変えるチャンスを逃してしまうんです。


でも逆にいうと、この「世界三大言い訳」さえ気をつければ人生を変えられる可能性が高くなるということ。


今日はそんな「世界三大言い訳」についてご紹介します。


少し耳が痛いと感じるお話になるかもしれませんが、人生を本気で変えたいと思っている方はぜひ最後まで読んでください。

人生を停滞させる「世界三大言い訳」とは?

まず、大前提として僕たち人間は「変化を嫌う」生き物です。


これは動物としての生存本能からくるものなので、「変化が恐い=弱い人間」では決してありません。


だから「人生を変えたい」と思ったとしても、生存本能がそれを止めるために数々の「言い訳」を作ってしまうんです。


そして、そんな「言い訳」の中でも特に多いのが以下の3つ。
 

  • 時間がない
  • お金がない
  • 自信がない


これらの「言い訳」を僕は(勝手に)人生を停滞させる「世界三大言い訳」と呼んでいます。


それぞれ詳しく説明していきますね。

世界三大言い訳その①:時間がない

まず、一つ目の言い訳は「時間がない」です。


これはもう現代人なら仕方ないですよね…実際に時間はないんだと思います。


ただ、時間は全ての人に平等で増やすことも減らすことも絶対にできません。


だから「時間がない」のは誰もが同じで、その状況をいかに変えるかが、人生を変えるための分かれ道になるんだと思います。


ただ、時間について多くの人が誤解していることがあります。


それは「まとまった時間を確保しなければいけない」と思っていることです。


確かにそれができればその方がいいんですが、現実問題そんな時間を確保するのはかなり難しいです。


そうではなく、本当に大切なのは「毎日少しの時間を確保すること」。


毎日1時間新しいことに費やすだけでも、1年経てば365時間も確保できます。


1年も…?と思う人もいるかもしれませんが、そう言って何もしなければ1年どころか2年、3年があっという間に過ぎ去ってしまいます。


ですので、もし本気で人生を変えたいなら、まずは毎日少しの時間でいいので確保することを意識してみてくださいね。

世界三大言い訳その②:お金がない

2つ目の言い訳は「お金がない」です。


僕も身体を壊して退職してから心理セラピストとして独立するまで本当にお金に苦しんだので、この気持ちはよくわかります。


ただし、残酷なようですが、人生を変えるような大きなチャンスには必ずそれなりのお金が必要になります。


そして、目の前にチャンスが来た時にどうにかしてお金を用意できるかどうかで人生を変えられるか否かが決まるんです。


僕自身も人生を変えるきっかけはある心理学の講座を受けたことなんですが、その時は直感的に絶対必要だと思ったので人からお金を借りてでも受講しました。


結果的に、その時借りたお金も無事返済できましたが、あの時受講を諦めていたら未だに同じ悩みを抱え続けていたと思います。


だから人生を本気で変えたい場合は「お金がない」を理由に諦めることがないようにしてほしいです。


ただ、誤解してほしくないのですが、僕は「借金がいい」とか「お金を使うのがいい」なんてことを言いたいわけではありません。


僕がここでお伝えしたいのは、自分にとって本当に必要なものが目の前に現れた時、


「本当に大切なのは何なのか?」
「お金より大切なものはないのか?」


を冷静に考えてみてほしいということです。


人生を変えるには、そういった大きな決断が必要になることもあると覚えていてくださいね。

世界三大言い訳その③:自信がない

最後の言い訳は「自信がない」です。


お金はある、時間もできた、でも…自信がないからやめておこう…


こんな風に諦めてしまう人がとても多いと思いますが、これが一番もったいないと思います。


「時間」や「お金」の問題は、状況によっては本当にどうしようもないこともあります。


ですが、「自信」に関しては、はっきりいって全く必要ありません。


こんな風に考えてみてください。


「いったいどれくらい自信があれば挑戦できるんだろうか?」
「そしてその自信は具体的に何ができればつくんだろうか?」


おそらくほとんどの方が答えられないし、答えが出てもそれはほぼ実現不可能なものでしょう。


なぜなら、自信は実際にやってみて結果を出さないとつかないから。


つまり、自信なんて本当は必要ないんです。


自信はないのが当たり前、自信がなくてもいい、失敗してもいいと思えることが何よりも重要です。


逆にいうと、”自信だけ”がネックになっている場合、それはもう準備は整ってると思っていいと思いますよ。

「変化する=良い」ではなく自分の幸せを見つけること

以上が人生を停滞させる「世界三大言い訳」です。


今回は少し説教的な内容に感じたかもしれませんが、大切なことなのであえて言わせていただきました。


ただ、最後に最も大切なことをお伝えしたいと思います。


それは、『変化する=良い』では必ずしもないということ。


世の中を見まわしてみると、努力するのが良いとか成長するのが良いという空気感が当たり前のようにあります。


もちろん、自分がそうしたいと思ってするのは素晴らしいことですし、僕自身も成長したいという気持ちはいつも持っています。


ですが、別に今のままで幸せを感じられるのなら、そのままでもいいと僕は思っています。


本当に何よりも大切なのは『あなたにとっての幸せ』を見つけることです。


だから周りの意見や常識に流されず、あなたにとって何が幸せを考え、そのために必要なことをしてください。


その上で「人生を変えたい」と思った場合は、今日の内容を思い出してくださいね。


そして、何よりも、今のままのあなたでも十分に価値がある存在だということを決して忘れないでほしいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


心理セラピスト 大野貴之