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こんにちは。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「なぜかいつもうまくいかない…」
「何をやっても変われない…」
あなたは、そんな風に何度も繰り返す悩みに苦しんでいませんか?
実はあなたがなかなか変われないのは、あなたに問題があるわけではなく、悩み解決の方法が間違っていただけかもしれません。
というのも、人の悩みには「言葉で解決できる問題」と「言葉では解決できない問題」があるんです。
そして、その問題とは、人の記憶が”2種類ある”ことと密接に関係があります。
今回はそういった「言葉では解決できない悩み」について解説しようと思います。
色んな事を試したけど、なかなかうまくいかなかった方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
悩みを引き起こす主な原因は過去の「記憶」
僕たちが抱える悩み、特に長年にわたって繰り返される悩みの主な原因は過去の「記憶」です。
人間は辛い体験をすると、その時の記憶が「心の傷」として身体に残ってしまいます。
この記憶には、その時に体験した「身体感覚」「イメージ」「行動」「感情」「認知」など、あらゆる情報が含まれています。
そして、繰り返す悩みの原因は、これらの記憶が何らかの拍子に甦ってきてしまったことで起こっているんです。
例えば、わかりやすい事例を出すと、子どもの頃に「集団からのいじめ」を経験したとします。
そうすると、大人になってからも「集団」に関わると、当時の辛い「感情」が甦ってきます。
その結果、
- 集団になじめない
- 大勢の前で緊張する
- 飲み会などが苦手
などの悩みになってしまうというわけです。
これが悩みの原因は過去の記憶にある理由です。
人の「記憶」は大きく2種類に分けられる
悩みの原因は「記憶」にあると言いましたが、実は人の記憶は大きく2種類に分けられます。
その2種類とは、
- 陳述記憶(言葉にできる記憶)
- 非陳述記憶(言葉にできない記憶)
です。
「陳述記憶」とは、言葉やイメージによってその内容を認識でき、言葉にすることができる記憶。
「非陳述記憶」とは、その逆で、その内容を認識できず、言葉で説明できない記憶です。
そして悩みを解決するには、その原因となる「記憶(心の傷)」を解消する必要があります。
つまり、悩みの原因が「陳述記憶」なら言葉を使って解決できますが、「非陳述記憶」の場合は言葉だけでは解決できないんです。
「非陳述記憶」が作られる2つの原因
では、「非陳述記憶」とはどういった時に作られるんでしょうか?
その原因は大きく分けて以下の2つです。
- 深刻なトラウマ体験の記憶
- 幼い頃に経験した記憶
1つは「深刻なトラウマ体験の記憶」の場合です。
これは聞いたことがある人も多いかもしれませんが、深刻なトラウマを経験すると、人の脳は少しでもダメージを軽減するために機能をシャットダウンします。
それにより、正しい記憶が作られなくなってしまい、「非陳述記憶」が作られるんです。
そして2つ目は「幼い頃に経験した記憶」です。
幼い子どもは、まだ脳の言語を司る部分が十分に発達していません。
そのため、記憶としては残りますが、言葉にならない「非陳述記憶」になるというわけです。
悩み解決のカギは「非陳述記憶」にある
実は僕たちの無意識の心の奥には、数多くの「非陳述記憶」が存在しています。
そしてその「非陳述記憶」は、悩みになる/ならないに関わらず、僕たちの無意識の行動に大きく影響しているんです。
そのため、
- なぜかいつもうまくいかない
- 何をやっても変われない
などの悩みを抱えている方は、これまで「陳述記憶」に対するアプローチしかしていなかったのかもしれません。
もし本気で今の悩みを解決したい方は、一度、「非陳述記憶」へのアプローチができるカウンセリングやセラピーを試してみてくださいね。
僕の提供しているライフチェンジセラピーでも、「非陳述記憶」は扱いますので、興味がある方はぜひ体験セッションまでお越しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき