おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「セラピーを受けても変われなかったらどうしよう…」
「セラピーで効果を出すために意識した方がいいことってありますか?」
時々、そんな質問をいただきます。
確かに、同じセラピーを受けても人によってその効果はバラバラです。
まぁこれは、そもそも抱えている悩みがその原因から症状まで人によって全然違うので、一概には言えない所なんですが…
ただ、大きく変化する人には、ある共通点があるのも確かです。
その共通点とは…
『セラピーを”受けていない時間”を大事にしている事』
なんです。
もしかしたら、これには驚かれる方も多いかもしれません。
ただ、セラピーで変化するために本当に大切なのはセラピーそのものではなく、セラピーを受けていない時間なんです。
これって、意外なようで実は当たり前の事なんですね。
というのも、仮に1週間に1回のペースで、1回120分のセラピーを受けたとします。
1週間は時間に換算すると1日24時間×7日なので全部で「168時間」です。
そして120分のセラピーは時間に換算するとたったの「2時間」
つまり、セラピーを受けている時間って1週間のうちのたったの”1%”程度なんです。
こうやって数字にしてみると、そりゃあ残りの99%(166時間)の方が人に与える影響は大きいよねって事がお分かりいただけると思います。
つまり、セラピーの目的とは、その時間で相手を癒やすだけではなく、その時間を使って日常の生活に変化を起こすことなんです。
セラピーを受けて大きく変化する人はここをしっかり理解されていて、セラピーを受けて得たものを如何に日常に反映できるかをかなり試行錯誤されている人が多いです。
ただ、勘違いして欲しくないのは、このわずか1%の時間で、如何に残りの99%に影響を与えるかはセラピストの腕の見せ所でもあります。
つまり、変化できなかったとしたら、日常の変化を意識していないあなたのせいという意味では決してないですからね。
ただ、どれだけセラピストが頑張ってもやはり日常を変えようという意思がクライアントに全くなければ、何をやっても残念ながら届きません。
ですので、お互いが協力して、日常を変えるよう意識していく必要があるんです。
ちなみに、これは、セラピーに限った話ではありません。
コーチング、コンサル、何らかの講座、資格の勉強など、変化や成長を起こしたい時には全て同じ事が言えます。
つまり、
- セッションを受ける時間
- 講座を受ける時間
- 本を読む時間
こういった時間そのものだけでなく、それをどう日常に反映させるかが変化するためには重要ということです。
もしあなたが、何らかの変化を起こしたいと思っているなら、ぜひ今日の内容を意識してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき