目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『自分の性別であってはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『自分の性別であってはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『自分の性別であってはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『自分の性別であってはいけない』です。
- 女(男)らしいという言葉にイラっとする
- 女性で女らしい格好が嫌い
- 男性で男らしい格好が嫌い
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『自分の性別であってはいけない』はどんなビリーフ?
『自分の性別であってはいけない』のビリーフを持つ人は心の中で「自分は違う性別で生まれるべきだった」という感覚を持っています。
そのため、自分の性別とは異なる格好、振る舞い、言葉遣いをしたり、同性に対して過剰に批判的であったり競争心をむき出しにする、といった特徴があります。
また、心の中にある感覚に反抗して、女性が女性らしさ、男性が男性らしさに過剰にこだわる場合もあります。
なお、LGBTQのように心が異性というわけではなく、自分の性別を否定しているのがこのビリーフです。(※LGBTQ=先天的、ビリーフ=後天的といった違いも)
『自分の性別であってはいけない』を持つ人の特徴
『自分の性別であってはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 女性(男性)が女性(男性)らしい格好をしない(できない)
- 「女(男)らしさ」という言葉に過剰反応する
- 同性に対して批判的、攻撃的
- 女性で「男にだけは負けたくない」と強く思う
- 女性が女性らしさへの過剰なこだわりがある
- 男性が男性らしさへの過剰なこだわりがある
- 男性は感情的になりやすい
『自分の性別であってはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に「本当は女(男)の子のが欲しかったのに」などと親から言われることで、子どもに「自分の性別であってはいけない」が刷り込まれる可能性があります。
また、直接的な言葉を言われなくても、「男の子に可愛い服を着せた」「女の子の男らしい格好で元気よく遊ばせた」などの非言語メッセージから刷り込まれる場合も。
他にも『自分の性別であってはいけない』が刷り込まれる場面は以下の通りです。
刷り込みの場面
- 「本当は女(男)が欲しかった」と言われた
- 親が異性の兄弟姉妹ばかり可愛がった
- 「男には負けるな」「女に生まれたら損」などと女の子が言われた
- 「男は可愛くないからダメ」などと男の子が言われた
まとめ
『自分の性別であってはいけない』は、親から「本当は女(男)の子が欲しかった」などと言われることで自分の性別に違和感を感じるビリーフです。
また、女性らしさに過剰にこだわる人やボディビルダーや格闘家などの男性らしさを追求する人もこのビリーフを持っている可能性があります。
このビリーフを緩めることができれば、女性はより女性らしく、男性はより男性らしく見た目も変化していくでしょう。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。