目次
- 1 なぜ「人の目が気になる」のか?
- 2 「人の目が気になる」本当の原因
- 3 「人の目が気になる」の解消法(セラピー)
- 3-1-1 ★動画はこちら★
- 4 まとめ
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回のテーマは「人の目が気になる」です。
これも非常に多いお悩みの1つで、どちらかというと女性に多いお悩みのイメージがあるかもしれません。
ですが、最近は男性の方からもこういったご相談を受けることはとても多くなってきた気がします。
そして僕自身も昔はかなり人の目が気になってしまう方で、今振り返ると、僕の人生の大半は、
人の目に振り回されてきた人生だったと思うくらいです(笑)
でも実際、人の目が気になってしまうと、やりたいことを我慢したり、逆にやりたくないことを無理にやったりと、自分の生きたい様に生きれなくなりますよね。
そこで今回は
- 人の目が気になる真の原因と対処法
について解説しようと思います。
人の目を気にするのを辞めて、自分らしい自由な人生を生きたい方はぜひ最後まで読んで下さいね。
なぜ「人の目が気になる」のか?
まずはじめに、なぜ人の目が気になってしまうのか?について解説します。
「人の目が気になる」をもう少し具体的に言うと
- 失礼な人だと思われてないか気になる
- 気が利かない人だと思われてないか気になる
- ダメな奴だと思われてないか気になる
- 空気が読めない奴だと思われてないか気になる
などなど、他にも色々あると思いますが、概ね「自分の事を悪く思われていないか気になる」という悩みがほとんどだと思います。
そして、この「思われていないか気になる」が実は大事なポイントで、これってつまり、「まだ起きてないことを想像している」ってことなんですね。
ですので「人の目が気になる」という悩みの本質的な部分は
「自分が人から悪く言われることを”想像”してしまう」
という所なんです。
だから実際に誰かから悪く言われて苦しいっていう時は「人の目が気になる」とはまた別の事象なんですね。
つまり、「人の目が気になる」という人が本当に恐れている相手は周りにいる人ではなく、自分の心が作り出した想像上の人達なんです。
「人の目が気になる」本当の原因
じゃあどうしてそんな想像をしてしまうのか?実はその原因は「過去の体験」にあります。
「人の目が気になる」っていうのは「人から悪く言われる”想像”をしてしまうこと」だとお伝えしましたが、その”想像”は当然何もない所からは生まれません。
一部例外はありますが、多くの場合、過去に実際に悪く言われた体験があり、その時の記憶が現在に甦っているんです。
言ってしまえば、トラウマ反応の一種なんですね。
わかりやすい例を挙げると、過去に壮絶ないじめを経験した人は、現在の周りの人がどんな人であっても自分を攻撃する想像をしてしまいやすくなります。(いわゆる「対人恐怖症」)
ただ、そこまで壮絶な体験でなくても同じ現象は起こります。
例えば「人の目が気になる」という悩みで相談に来られる方に多いのが、
- 子どもの頃にしつけがとても厳しかった
という人です。
子どもの頃に
- ちゃんとしなさい
- いい子でいなさい
- 周りに気をつかいなさい
等といつも親から叱られていた人は、大人になってからも当時の親のイメージが甦ってくる可能性が高くなります。
その結果、周りの人を無意識に親と重ねてしまって”叱られる”想像をしてしまうということが起きているわけです。
つまり「人の目が気になる」の本当の原因は、過去に負ってしまった「心の傷」というわけです。
「人の目が気になる」の解消法(セラピー)
ではさいごに、人の目が気になる方向けの心理セラピーをご紹介します。
ここまでご説明してきたように「人の目が気になる」というのは、実際に目の前にいる人ではなく、心が作り出した想像の人を恐れている状態です。
そして、その「想像」は過去の体験で負ってしまった「心の傷」が深く関係しています。
そのため、今回は「自分を攻撃する(叱る)」イメージを解消するためのセラピーをご紹介します。
ざっくりと手順を説明すると
- 人の目が気になる場面をイメージする
- その時にしている”想像”を言葉にしてみる
- その”想像”の元となる体験を特定する
- 元となるイメージを頭から追い出す
の4ステップになります。
こちらのセラピーは以下の動画で実際にイメージ誘導していますので、興味がある方はぜひこちらをご覧ください。
★動画はこちら★
まとめ
いかがだったでしょうか?
「人の目が気になる」人は、心の中にいつも自分を見張っていて何かがあるとすぐに非難してくる人を連れ回しているような状態です。
ですので、その心の中のイメージに抵抗して、そのイメージを心(頭)から追い出すことを意識してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき