「やりたいけどできない…」はある意味当たり前のこと

​おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


「やりたいけどできない…」


こんな状態になってしまうことって誰にでも一度はありますよね。


これって何が起きているのか?


簡単に説明すると、


「顕在意識」はやりたいと思ってるけど「潜在意識」はやりたくないと思っている


といったことが起きているんです。


この「顕在意識」と「潜在意識」は
 

  • 「頭」と「心」
  • 「思考」と「感情」


などに置き換えてもらっても大丈夫です。ご自身がピンとくる言葉で理解してくださいね。


そして、僕たちの潜在意識は、僕たちの心では、僕たちの感情的には
 

  • 基本的に「変わりたくない!」


と思っています。


これは意思が弱いとか根性が足りないとかの次元ではなく、生存本能として、人間なら誰しもがこんな風に思っているということです。


そして、潜在意識にとっては、その「変化」が良いか悪いかは関係ありません。


今が「不幸」な状態なので、「幸せ」な状態に変わろうとしても潜在意識は「変わりたくない」と思ってしまいます。


それだけ人間の本能は「知らない事」を恐れるんです。


そのため「未知の幸せ」よりも「既知の不幸」の方に安心してしまうのが僕たち人間(動物)の本能なんです。


つまり、僕たちが「変わる」ためにはこういった潜在意識の抵抗とうまく付き合っていくしかないんですね。


でもどうすれば潜在意識は言うことを聞いてくれるのか?


僕なりに大切だと思うポイントは大きく2つ。


それは
 

  • 小さい変化を積み重ねる
  • 潜在意識を敵と思わない


です。


潜在意識が「変わりたくない」と思っているということは、当然変化が大きければ大きいほどそれに対する反発も大きくなります。


逆に言うと、小さい変化であれば、反発も小さくて済むということなんです。


ですので、いきなり大きな変化を起こそうとせずに小さな変化を少しずつ積み重ねていくこと。


これが「変わる」ためには最も確実な方法です。


そして、本当に大切なのは2つ目の理由、「潜在意識を敵と思わない」です。


これって実は多くの人がやってしまっていることなんですが、変わりたくない潜在意識に対して「ダメだ」と強く非難してしまうと、当然潜在意識は傷つきます。


そして、当たり前のことですが潜在意識は自分の一部なので、同じように自分も傷つきます。


その結果、ますます動けなくなる(変わりたくなくなる)といったことが起きてしまうんです。


だから絶対に潜在意識(変わりたくないと思う自分)をダメだと非難するなど、敵対関係にならないように気をつけてください。


そもそも「変わりたくない」理由は、自分の命を危険(知らない事)から守ろうとしての事なんです。


なので、潜在意識は自分を守ろうとしてくれている。


そこに対して敵意ではなく敬意を払い、それでも自分は変わりたいということを少しずつ、少しずつ伝えてみてください。


そういった友好的なアプローチができれば、潜在意識とどんどん仲良くなって、抵抗自体も少なくなっていきます。


長くなってきましたが、結局何が一番言いたいのかというと


変われない自分を責めない事


これが”変わるために”一番大切な事なんです。


良かったらこれから意識して見てくださいね(^^)


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき