「すぐにできないと思う」人の心理と解消法

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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


今回は


すぐにできないと思う


という人の心理について解説していこうと思います。


何をやるにもはじめから「できない」と感じてしまい、なかなか行動に移せなくなる。


こういったお悩みを抱えていると、新しい事に挑戦できなくなり、本当に人生が行き詰ってしまいます。


特に今の時代は「これさえやってればOK」という決まったものがなく、いつ何が起こるかわかりません。


そんな時代に新しい事に挑戦できないでいると、どんどん周りとの格差が開いていってしまいますよね。


そこで今回は
 

  • すぐにできないと思う人の心理と解消法


を解説します。


自分なら「できる」と思って色んな事に挑戦できるようになりたい方はぜひ最後までお読みくださいね。

すぐにできないと思う原因

まずはじめに、どうしてすぐにできないと思ってしまうのかについて解説します。


実はこの「すぐにできないと思う」状態のことを心理学の世界では


学習性無力障害


と呼びます。


そして、学習性無力障害とは


抵抗や回避ができない大きなストレスに長期間さらされ続けると、その状況から逃れるための行動すらしなくなる現象


のことを言います。


簡単に言うと、長期にわたって”できない”体験をし続けたことで、「これまでできなかったのだからこれからもできないだろう」のように学習してしまったということです。

学習性無力障害を克服するには

次に、この学習性無力障害の解消方法について解説しますね。


結局、学習性無力障害って何が起きているのかというと、これってトラウマ反応なんですね。


わかりやすく3段階に分けて説明すると、


まず何度も「できない」体験をすることで、その時に感じる「ネガティブ感情」がトラウマになってしまいます。


次に、何かをしようとした時に、そのトラウマ(ネガティブ感情)がフラッシュバックしてしまいます。


そして、そのフラッシュバックしたネガティブ感情を避けるために行動を止めてしまいます。


といったことが起きているんです。


要するに、この症状の根本原因は、“できない”体験をした際に感じた強い「ネガティブ感情」なんですね。


ですので、過去のトラウマ体験で無意識の心に刻まれてしまった「ネガティブ感情」さえ解消できれば、学習性無力障害は克服できるんです。


ちなみに、根本原因がネガティブ感情ということは、たとえ「できない」体験をしていても
 

  • 心から信じてくれる人がいた
  • 決してできないことを批判されなかった


のような状況だった場合は学習性無力障害にはならないというわけです。

まとめ

はい、いかがだったでしょうか?


学習性無力障害の本当の原因は「できない」ことを怒ったり、悪く言ったりする周りの人間です。


ですので、その人たちに対してしっかりと「怒り」を出して自分を守り、


失敗しても自分の価値は変わらない


と心から思えるようになれば、この悩みは解消するでしょう。


動画ではそのためのセラピーもご紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき