【ワークあり】「助けて」が言えないあなたへ。親を救おうとした “小さな子供” を解放する方法

おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


突然ですが、あなたはこんな風に感じることはありませんか?


「本当は自分が一番助けてほしい……」
「それなのに、いつも自分のことは後回しにして他人を助けようとしすぎてしまう」


実は、こういったお悩みでカウンセリングに来られる方は、僕のクライアント様にはとても多いんです。


もちろん原因は人それぞれですが、実は、この悩みを持つ人たちに共通している“ある一つの決定的な理由”があります。


今日はその原因と、解決のためのワークをご紹介しますね。

共通する原因は「親を救おうとした」過去

結論から言うと、その理由とはこれです。


子どもの頃に、親を助けようとしていた


例えば、こんな記憶はありませんか?
 

  • 親がいつも大変そうで、少しでも力になりたかった
  • 親が病弱な人で、自分が頑張るしかなかった
  • 親の期待に応えるために、いつも気を張っていた


背景や家庭環境は人それぞれ違っても、共通しているのは一点だけ。


自分を犠牲にしてでも親を助ける!


そうやって


子どもながらに”決断”してしまった(もしくは、そうせざるを得なかった)


という点が共通しているんです。

なぜ大人になっても「助けて」が言えないのか?

では、なぜ子どもの頃の決断が、大人になった今の悩みにつながるのでしょうか。


心理学的な観点から解説しますね。


本来、親子関係には健全な役割があります。
 

・親は「与える側
・子は「受け取る側


子どもの頃にこの「受け取る役割」を十分に経験できた人は、大人になってからも自然と人から好意や助けを「受け取る」ことができます


ところが、親を助けようとしていた子どもは違います。


本来「受け取る側」であるはずなのに、無理をして「与える側」に立ってしまったんですね。


そして、一度「与える側」に回ってしまった子どもは、その後の人生においても「与える側」しかできなくなります。


その結果……
 

  • 人に頼れない
  • 助けを求められない
  • イヤと言えない、断れない
  • 自分より他人を優先する


といった悩みを抱える、受け取れない人生になってしまうというわけです。

少し残酷な現実と向き合うこと

つまり、この悩みの本質的な解決方法はこうです。


いつまでも親(他人)を助けようと頑張り続けている”心の中の子どもの自分”を、本来の役割(受け取る側)に戻してあげること。


そのためには、


『子どもに親(大人)は救えない』


という、少し残酷な現実にもしっかり直面する必要があります。


あなたはどうでしょうか?


今、人から素直に「受け取る」ことができていますか?


「私もずっと与える側だった……」


というあなたのために、最後に簡単なイメージワークをご紹介します。


このワークを通して、背負いすぎた荷物を下ろしていきましょう。

役割を返すイメージワーク

1.イメージする

あなたが子どもの頃に、ずっと助けたかった人は誰ですか?


まずは軽く目を閉じて、その人を目の前にイメージしてください。

2.言葉を伝える

そしてイメージの中のその人に向かって、心の中でこの言葉を伝えてください。
 

「私はあなたを助けるために、これまでずっと頑張ってきました」
「自分を犠牲にすることで、あなたへの愛情を示してきました」
「でも、あなたは大きく、私は小さい子どもにすぎません」
「小さい私には、大きなあなたを助ける力はありません」
「このやり方を続けても、誰も幸せにならないとわかりました」
「だからもう、私はこの役割を降ります」
「与える役割はあなたに返して、私は子どもの役割に戻ります」

3.役割を返す

「与える役割」という荷物を差し出すようなイメージで、両手を前に出して軽く頭を下げてください。


そして、ゆっくり深く、息を吐いてください。


なんとなく役割を返せたと感じられたら、頭を上げてゆっくり目を開けてください。


以上でワークは終了です。お疲れ様でした!

もう人から受け取ってもバチは当たらない

いかがでしたか?


もうあなたは十分に頑張りました。


そろそろ人から受け取っても、バチは当たらないと思いますよ(^^)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき