目次
- 1 ストレングスファインダー®の資質「共感性」とは
- 2 「共感性」の特徴(強み/弱み)
- 2-1-1 「共感性」強み使いの事例
- 2-1-2 「共感性」弱み使いの事例
- 3 まとめ
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
今日はストレングスファインダーの資質「共感性」について、僕が学んだ事に対するメモを残してみようと思います。
このメモがストレングスファインダーについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ストレングスファインダー®の資質「共感性」とは
まずはギャラップ社による「共感性」の解説をご覧ください。
<共感性>
共感性という資質を持つ人は、自分を他人の状況に置き換えて考えることにより、他人の感情を察することができます。
(引用:クリフトンストレングス)
上記のように、「共感性」は他人が抱いた感情が自分の感情のようにわかってしまう資質です。
人の喜びや楽しみを同じように感じることができるので、自然と他人を喜ばせたり楽しませたりすることを好みます。
また、他人の感情を敏感に察知するため、調子が悪かったり落ち込んでいる人にもすぐに気付いてあげることができます。
その反面、他人の悪い感情も同じように受け取ってしまうため、ピリピリとした職場、元気のない人が多い病院、他にも電車内のトラブルなどが非常に苦手です。
ちなみに、映画やドラマで感情移入をして涙を流す人が多いのもこの資質の特徴です。
「共感性」の特徴(強み/弱み)
資質とはあくまで特徴であり、それは強みにも弱みにもなり得ます。
ここでは「共感性」の強みと弱みについていくつか事例をご紹介します。
「共感性」強み使いの事例
- 相手の感情を敏感に察知することができる
- 人の話を親身に聴くことができる
- 他人の喜び=自分の喜び(心から他人の喜びを願える)
- 調子が悪い人をすぐに察知できる
- 弱ってる人、落ち込んでる人を放っておけない
「共感性」弱み使いの事例
- 強い意見(感情)に飲まれやすい
- 愚痴、不満などネガティブな感情に気が滅入る
- 周りの環境(人)に左右されやすい
- 相手になり切って自分よりも相手を優先してしまう
まとめ
「共感性」を持つ人は、理屈を超えて相手の感情を察知でき、それを大切に扱える人です。
また、心の底から周りの幸せや喜びを願うことができ、その幸せや喜びを自分も同じように感じることができます。
しかし同様に、怒りや悲しみなどのネガティブな感情もそのまま自分のことのように感じ取ってしまい、周りに影響されて苦しくなったり悲しくなったりします。
そのため「共感性」を上位に持つ人は、意識的に負の感情が強い場面を避けたり、場合によっては自分と他人の境界線を意識して共感スイッチをOFFにすることも非常に重要だと思います。
最後に、ストレングスファインダーの資質は他の資質との組み合わせでその人を特徴づけます。
そのため、必ずしも全員がここでご紹介した通りの特徴があるとは限りませんので、その点はご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。