目次
- 1 ビリーフとは?
- 1-1 ビリーフは誰もが持つ思い込み
- 1-2 不自由なビリーフは生きづらさに繋がる
- 1-3 ビリーフは幼少期に刷り込まれる
- 2 ビリーフが人の人生を決めてしまう
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
- 自分はいつも肝心な所で失敗する
- 自分は最終的にはいつも裏切られる
- 自分はやっぱり人から愛されない
こんな風にあなたはこれまでの人生で、
どれだけ頑張ってもなぜかいつも最後には同じパターンに陥ってしまうこと
ってありませんか?
実はこれ、あなたが幼少期に作り上げた『ビリーフ』の仕業なんです。
今回はそんな多くの悩みの根本原因となっているビリーフについて詳しく解説していきます。
いつも同じ嫌なパターンに苦しんでいる方はぜひ最後まで目を通してみて下さい。
ビリーフとは?
ビリーフは誰もが持つ思い込み
「ビリーフ(belief)」は直訳すると「信念」ですが、ここでの意味合いとしては「思い込み」や「固定観念」といったものです。
人は誰でも成長する過程で様々な「ビリーフ」を身につけ、意識的もしくは無意識的にそれを正しいと信じて生きています。
例えば、
- 男は強くあるべきだ
- 女は優しくあるべきだ
などはわかりやすいビリーフの例です。
こういった考え方が当然だと思う人は世の中に一定数いると思いますが、強くない男の人や優しくない女の人が罰せられるような法律はありませんよね。
つまり、これらは事実ではなく特定の人だけが信じる「思い込み」だということ。
こういった様々な思い込みをその人の「ビリーフ」と呼びます。
不自由なビリーフは生きづらさに繋がる
「ビリーフ」は誰でも持っているものなので、これ自体が悪いものではありません。
しかし、中には
- 自分は重要であってはならない
- 人に頼ってはいけない
など、生きづらさに繋がる不自由なビリーフも存在します。
そして、どんなに不自由なビリーフであっても人は無意識にそれが正しいと信じて生きています。
そのため、「自分が重要な存在にならない(成功しない)ような行動」や「人に頼らない(自分で何とかする)行動」をいつも無意識にとってしまうわけです。
ビリーフは幼少期に刷り込まれる
でも、どうしてそんな不自由なビリーフを身につけてしまうんでしょうか?
それは幼少期に家族との関わりの中で、意識的・無意識的に身につけてしまいます。
例えば、親にいつも怒られてばかりいた子どもは「自分は重要であってはいけない」と思い込むかもしれません。
また、親がいつも忙しくて全然甘えさせてもらえなかった子どもは「人に甘えてはいけない(頼ってはいけない)」と思い込む可能性があります。
しかし小さい子どもにはその思い込みが正しいのか正しくないのかは判別できないため、家族との関わり方次第では不自由なビリーフを身につけてしまうんです。
ビリーフが人の人生を決めてしまう
人は意識的・無意識的にビリーフを正しいと信じて生きているため、持っているビリーフはその人の行動に大きな影響を与えます。
そして人の行動に影響を与えるということは、最終的にはその人の人生レベルにまで影響を与えてしまうということでもあるんです。
後編では、ビリーフがどう人の行動に影響するのかについて詳しく解説しますので、よかったら続けてご覧になってください。
※(後編)はこちら↓
また、僕の提供している『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。