目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 人と親密になれない人の心理
- 2 人と親密になれない本当の原因(原体験)
- 3 まとめ
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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「人と親密になれない」
という悩みについて解説していこうと思います。
実は僕自身、昔から人見知りで、人と親密になるのが本当苦手でした。
中学の時も
高校の時も
大学の時も
社会人になってからも…
思い返してみると、いつの時代も「周りに馴染めない」と悩んできたように思います。
ただ、どれだけ「一人の方が楽」と思っても人間は本能的に他者との繋がりを求めるので、どこかで孤独や寂しさに悩んでしまうんですよね。
そこで今回は
- 人と親密になれない原因
を解説します。
人間関係の悩みを今より軽減したい方はぜひ最後まで読んで下さいね。
人と親密になれない人の心理
まずはじめに、人と親密になれない人の心理について解説していきます。
実はこれはとてもシンプルで、人と親密になれない人は、
『人と親密になるのが恐い人』
です。
頭では「めんどくさい」とか「メリットがない」のような様々な理由が浮かぶと思いますが、突き詰めていくと最後は必ず「恐い」に行きつきます。
ただ、ここで大事なのは『何が恐いのか(何を恐れているのか)?』なんです。
一言で「親密になるのが恐い」と言ってもその理由は人によってバラバラです。
そして、その理由こそが、その人にとっての『人と親密になれない真の原因』というわけです。
こんな風に想像してみてください。
あなたはこれから誰か一人と必ず親密な関係にならなければいけないとします。
ですが、周りの人はあなたのそんな都合を誰も知りません。
そういった状況で、いざ誰かに声をかけようとした時、相手はどんな反応をすると思いますか?
- 怪訝な顔をして嫌がられる…
- 話しかけても無視される…
- ひどい言葉で罵倒される…
他にも、ただ普通に話すだけなら平気だけど、親密になろうと距離を縮めようとすると拒絶されたり、裏切られたりする…なんてイメージの人もいるかもしれません。
こんな風に自分が誰かと親密になろうとすると起きてしまいそうな「悪いイメージ」
このイメージこそが、あなたが人と親密になれない“真の原因”というわけです。
人と親密になれない本当の原因(原体験)
じゃあどうしてそんな悪いイメージが浮かんでしまうのか?
人と親密になるのが得意な人は当然そういった悪いイメージが浮かんでくることはありません。
むしろ、仲良くなれるような良いイメージが浮かぶでしょう。
では両者の違いはいったい何なのか?
それはズバリ、『過去(主に幼少期)の体験』にあります。
- 怪訝な顔をして嫌がられる
- 話しかけても無視される
- ひどい言葉で罵倒される
- 親密になると拒絶される
- 親密になると裏切られる
こういった悪いイメージは何もない所から生まれることはなく、必ずこれまでの人生経験に基づいて作られているんです。
そしてそれは、その時に受けた衝撃(感情)が大きければ大きいほど、また、その時の年齢が小さければ小さいほど深くイメージが刻まれてしまいます。
解りやすい例としては子どもの頃にいじめを経験すると、人から攻撃されるようなイメージが刻まれてしまう可能性が高いでしょう。
また、自分では気づきにくい隠れた真の原因となりやすいのが親との関係です。
例えば、親がとても忙しい人でこちらが構ってほしくて話しかけても
- 嫌そうな顔をされる
- 忙しくて無視される
- 「忙しいの!」と怒られる
のような反応をされていると、
- 怪訝な顔をして嫌がられる
- 話しかけても無視される
- ひどい言葉で罵倒される
といったイメージに繋がることも少なくはありません。
また、機嫌が変わりやすい親で、機嫌が良い時は優しいけど、機嫌が悪い時は怒られるなんて関わりを受けていると、
- 最初は仲良くなれてもある時急に嫌われる(親密になると拒絶される/裏切られる)
のようなイメージに繋がることもあるでしょう。
このように人間の心というのは、0歳~15歳くらいにかけて様々なことを学習していき、その時期に学んだことが、大人になってからのその人の考え方の基準になっていきます。
つまり、人と親密になれない人はそういった過去の体験によって
《自分は人と親密になれない》
のような考え方やイメージを作ってしまった人なんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
人と親密になれない人は、これまでの人生の中で人によって傷つけられてしまった人です。
ですが、人でついた傷は同じく人によってしか癒やせません。
これまでに出会った人とこれから出会う人は全く無関係であるということ。
そしてあなたのことを大切に想ってくれる人が必ず世の中にはいるということ。
この2つをどうか忘れずに、少しずつ人との距離を縮めてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき