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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「幸せ恐怖症」
について解説していこうと思います。
幸せ恐怖症とは文字通り幸せになることに対して恐怖を感じる症状です。
例えば人から褒められても裏があるんじゃないかと疑ったり、
楽しい事があってもその分嫌な事が起きるんじゃないかと逆に不安な気持ちになったり
そんな風に幸せを感じることに対して不安や恐怖を感じてしまいます。
そうすると自ら幸せを避けてしまうので、当然いつも不幸せな気持ちになってしまうわけです。
でも本来、人間を含めすべての生物は不幸を避けて幸せを求めるものですよね。
いったいどうして幸せが恐くなってしまうんでしょうか?
そこで今回は
- 幸せ恐怖症の原因と解消法
を解説します。
不幸から抜け出して幸せを手に入れたい方はぜひ最後まで読んで下さいね。
幸せ恐怖症とは
冒頭でも軽く触れましたが、まずは幸せ恐怖症とは何かを改めて説明させていただきます。
幸せ恐怖症とは、その名の通り「幸せに対して恐怖を感じる症状」です。
自分の好きなものを買ったり自分が楽しい事をするなど、自分が幸せを感じることに「罪悪感」を感じたり
誰かから褒められたり誰かから物をもらったり、思いがけぬ幸運に見舞われると逆にこの先もっと悪い事が起きるのではないかと「不安」になったりします。
ただ、本当に恐いのは、こんな風に”自覚”できる症状ではなく、“無自覚”に幸せを避けてしまうことです。
例えば、無意識に自分を不幸にするような人ばかりをパートナーに選んでしまったり…
無意識にブラック企業ばかりを選んで転職を繰り返すようなケースもあります。
こういうケースの場合、頭では「幸せになりたい」と思って行動しているのに「なぜかいつも不幸になる」ので非常に苦しいと思います。
でもいったいどうしてこんなことが起きてしまうのか?
それは無意識の心の奥では
- 自分は幸せになってはいけない
のような“強い思い込み”が刻まれてしまっているからなんです。
幸せ恐怖症の原因
ではどうしてそんな思い込みが無意識に刻まれているのでしょうか?
その原因は「幼少期の体験」にあります。
つまり、子どもの頃に
- 自分は幸せになってはいけないんだ
のように強く思う出来事を経験しているということなんです。
それがどんな体験かは人によって異なる部分なんですが、中でも特に多いのが
- お母さんがいつも大変そうで、自分だけ幸せになってはいけないと思い込んだ
というケースです。
もちろん親の虐待やネグレクトによって
- 自分は幸せになる価値がない
と思い込んでしまうケースもあり、どちらかというとこちらの方がイメージしやすいのではないかと思います。
ですが、実は大好きなお母さんを助けたいと思うあまりに、罪悪感から自分だけ幸せになってはいけないと思い込んでしまうケースも非常に多いんですね。
なぜなら、たとえお母さんにその気がなくてももしこの状況で自分だけ幸せになってしまうと
- お母さんに嫌われるかもしれない
- お母さんがもっと大変になって倒れるかもしれない
のように子どもは考えてしまい、その結果「強い恐怖」を感じるからです。
つまり、いわゆる「毒親」じゃなくてもこういった悪い思い込みが作られる可能性はあるんですね。
このように、幼少期の体験によって無意識の心に強く刻まれた「思い込み」。
これこそが幸せ恐怖症の真の原因というわけです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
「幸せ恐怖症」とは、子どもの頃に自分が幸せになることが罪悪感や恐怖に繋がっていたことで作られる「無意識の思い込み」です。
そういった過去を断ち切り、今の自分は幸せになってもいいと心から思えるようになれば、「幸せ恐怖症」は克服できます。
動画ではそのためのセラピーもご紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき