おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
生きていれば誰だって
「気分が沈んでなかなか元気が出ない…」
そんな時もありますよね。
ただ、それでも忙しい現代社会ですから
「落ち込んでいる時間がもったいない!」
と焦ってしまう気持ちも、よ〜くわかります。
でも、焦って感情を無視したり、抑えつけたりするのは要注意。
今日は、そんな「落ち込んだ時」の大切な心の扱い方についてお話ししますね。
感情を抑えるのは「パンパンの押し入れ」と同じ

感情というのは、どれだけ無視して見ないフリをしても、完全に消えることはありません。
例えるなら、もう荷物がパンパンに入った押し入れに、無理やり新しい荷物をギュウギュウに押し込んでいるようなもの。
扉を閉めれば、一見部屋は片付いてスペースができたように見えます。
でも、実際に中の荷物が減ったわけではありませんよね?
そんなやり方で、感情を押し込み続けているとどうなるでしょう…
やがて、どこかのタイミングで扉を開けた瞬間…中の荷物が「雪崩」のように飛び出してきてしまいます。
これが、いわゆる『感情の爆発』です。
だからこそ、気分が沈んだ時は、その「悲しみ」を無視せずにちゃんと味わってあげることが、とても大切なんですね。
「悲しみ」が癒えても「元気」が出ない理由

「感情は味わえば消える」
ここまでは、心理学などで聞いたことがある方も多いかもしれません。
ただ、今日はそこからもう一歩踏み込んだお話をしますね。
実は、悲しみをどれだけ丁寧に味わって消化したとしても、
『必ずしも”元気になる”とは限らない』
ということをご存知でしょうか?
なぜなら、人が前に進むための「元気(バイタリティー)」の正体は、心理学的に言うと広い意味での『怒り』だからです。
本来は、悲しみが消えると自然とこの力(怒り)が湧いてきます。
でも、気分が落ち込みやすい人は、とても優しい方が多いんです。
優しいがゆえに、「怒り」という感情が苦手。
だから、悲しみを感じきってスッキリはしても、エンジンの役割をする「怒り」が出せず、そこで止まってしまうんですね。
「落ち込んでも落ち込んでも立ち直れない」
という時は、心がこの状態になっていることが多いです。
優しい人にこそおすすめな「悔しさ」という感情

本当に大事なのは、悲しむだけでなく『怒りのエネルギーを使って前に進むこと』。
とはいえ、怒りが苦手な優しい人に「さあ、怒りましょう!」と言っても難しいですよね。
そこで、おすすめしたいのがこの感情です。
『悔しい』
実は「悔しさ」とは、「怒り」と「悲しみ」が混ざり合った感情なんです。
「怒れ」と言われたら抵抗があっても、「悔しがれ」と言われたら、なんだかできる気がしませんか?
実際に、僕のクライアント様も「怒るのは苦手だけど、悔しいならわかる気がする」という方がとても多いです。
「悔しさ」はあなたがまだ諦めていない証拠

どうしても元気が出ない時は、まずは「悔しがること」に許可を出してあげてください。
「こんな現状はイヤだ!」
「私だって幸せになりたい!」
そんな風に、心の中で静かに悔しがってみるんです。
そもそも「悔しい」と思えるのは、なぜだと思いますか?
それは、あなたが自分の人生を「まだ諦めていない証拠」だからです。
もし今、気持ちが沈んで立ち直れないと感じていたら、自分の中にある「悔しさ」にそっと火をつけてみてください。
すると不思議と、前を向きたい気持ちが強く湧いてくるはずですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき


