摂食障害にお悩みのあなたへ
このページでは、
- 摂食障害とはどんな病気か
- 摂食障害になる背景とは
- 摂食障害を克服するには
について解説しています。
ご自身が摂食障害に悩んでいる、もしくはその疑いがある場合は参考にしてみてください。
摂食障害とはどんな病気?
摂食障害には食べなくなってしまう「拒食症(神経性無食欲症)」と、食べすぎてしまう「過食症(神経性大食症)」の2つがあります。
これらは一見すると正反対の症状ですが、どちらも根っこにある問題はありのままの自分を否定する強烈な自己否定感です。(もっと強くないと、もっとキレイにならないと、など)
そのため、拒食症から過食症に移行したり、その逆(過食→拒食)も起こる場合があります。
摂食障害の病前性格
あらゆる心の病気には「病前性格」と呼ばれる「その病気になりやすい性格」が存在します。
摂食障害の「病前性格」は以下の通りです。
- まじめ
- 神経質
- 完璧主義
- 努力家
- 傷つきやすい
- 他人に気を遣う
- どちらかの親との軋轢がある
- 見捨てられ不安が強く依存傾向
摂食障害が起きる背景と「心の傷」
こういった病前性格の背景には、以下のような幼少期の体験とそれによって負った「心の傷(ビリーフ)」が関係しているケースが多いです。
<幼少期の体験>
- 家族間のつながりが薄く、居場所のなさを感じていた
- 父親が厳格な人で、時に暴力的だったり母親を批難していた
- 母親が心配性で過干渉、否定的、もしくは可哀想な人だった(母親に合わせて生きてきた)
- 家族のメンバーが我慢強く、辛いことも自分で解決するのが当たり前の家族だった
- 兄弟姉妹と比べて自分は親の期待に応えられていないと感じていた(もしくはよく比較された)
<それによって負った「心の傷(ビリーフ)」>
- ありのままの自分には価値がない
- 感情を感じたいように感じてはいけない
- 人に頼ったり助けを求めてはいけない
摂食障害を抱える人が必ず全ての事項に該当するわけではありませんが、こういった経験をすると摂食障害になる可能性も高くなります。
※ビリーフについて以下の「こちらの記事」をご参照ください
摂食障害を克服するには
摂食障害の方は心の奥底に強烈な自己否定があるため、常に無理をしてストレスがかかり続けているような状態です。
さらに、本当の自分を見せないよう感情をブロックしていることが多く、自分で自分のストレスをコントロールできなくなっています。
その結果、食べないことで自分自身をコントロールしている感覚を得たり、過食(嘔吐)することでストレスを発散しようとします。
この状態を克服するには、幼少期の「心の傷(ビリーフ)」を解消し、
- ありのままの自分にも価値があると思えるようになる
- 感情を使えるようになりストレスを自らコントロールできるようになる
といった状態を目指してセラピーを行っていきます。
まずは体験セッションにお越しください
ライフチェンジセラピーは、幼少期の「心の傷」を特定し、それを解消する心理セラピーです。
もしあなたが摂食障害に苦しんでいるなら、まずは一度体験セッションにお越しください。
どんなに苦しい悩みでも必ず道はあります。
そして、全ての人間は幸せになるために生まれてきたと僕は思っています。
だからどうか、諦めないでくださいね。
そして、僕のセラピーが少しでもあなたの力になることができれば幸いです。