悩みやすい人に考えてみて欲しい3つのこと

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


僕たち人間は”悩む“生き物です。


仕事、家庭、お金、人間関係、過去、未来…悩みの種を考え出すと本当にキリがありませんよね。


でも世の中にはいつも悩みをたくさん抱えている人と、あまり悩んでない(ように見える)人がいます。
※ちなみに僕は前者ですが、周りからは後者によく見られます…


この人たちの違いっていったい何なんでしょう?


そこで今日は悩みやすい人に考えてみて欲しい3つのことをまとめました


もしかしたらあなたは自分で悩みを増やしている可能性も…


悩みが多いと苦しんでいる方は、ぜひ最後まで目を通してみてください

人の悩みを自分の悩みにしていないか?

まず悩みやすい人に考えて欲しいことの1つ目は『人の悩みを自分の悩みにしていないか?』です。
 

  • いい会社に入れない
  • 素敵な恋人ができない
  • 年収が上がらない


もちろんこれらを望むことは自然なことですし、それが手に入らないと悩むのもおかしくありません。


ただ、あなたが手に入らないと悩んでいるものは本当に欲しいものなんでしょうか?


また、本当に欲しいのだとしたらどうしてそう思うのでしょうか?


何故こんなことを聞くのかというと、悩みやすい人には世の中の正解と自分を比べて、あたかも自分が間違っているかのように錯覚している人が非常に多いからです。
 

  • みんなが良いという会社に入りたい
  • みんなが羨むような恋人が欲しい
  • みんなが憧れるような年収が欲しい


そういったみんなが欲しいもの(みんなの悩み)を同じように欲しがったり(悩んだり)していませんか?


もしかしたら本当は別に欲しくないものを周りにつられて欲しがっていませんか?


そんな風に本来なら必要のなかった悩みを周りからもらってしまっていないかは注意してみてください。

変えられないものを変えようとしていないか?

次に考えてみて欲しいのは『変えられないものを変えようとしていないか?』です。


まず、大前提としてどんなに優秀な人でも基本的に過去と他人は変えられません


にも関わらず
 

  • 〇〇さんが△△してくれないから辛い
  • あの時あんなことがあったから辛い


のように、変えられないものを問題だと思っていつまでもそれに悩まされている人は多いです。


しかし、本当の問題は〇〇さんでも過去でもなく、出来事に対する「あなたの反応」なんです


ちなみに心理学用語では、ストレスを生む出来事などを「ストレッサー」、それに対する反応を「ストレス反応」と呼びます。


そして悩みを解決するために変えられる可能性があるのは「ストレス反応」だけなんです。


悩みやすい人は自分の悩みについて、ちゃんと整理できていないこともしばしば。


まずは、悩みを「ストレッサー」と「ストレス反応」に切り分け、その上で自分にどんな反応が起きているのかを丁寧に見てあげてください。

悩み0を目指していないか?

そして最後に忘れてはいけないのが『 悩み0を目指していないか? 』です。


悩みやすい人の場合、いつの間にか悩んでいることに悩んだりしていませんか?


ですが、一番初めにも言いましたが、僕たち人間は「悩む生き物」です。


もちろん自分について学び、自分の好きなもの嫌いなものがはっきりしてくれば、限りなく悩みが0に近い生活を送ることはできるかもしれません。


でも、だからといって完全に悩みを0にするのは誰にだってできないんです


悩むことは生きることだと言っても過言ではないと思います。


むしろ悩みが全くなければ生きてる実感もないんじゃないでしょうか。


だから悩んでいる自分をダメだと思う必要はありません。


目指すのは「悩まない状態」ではなく、「悩む自分を受け入れる状態」だと忘れないでくださいね。

大切なのは悩む自分を否定しないこと

悩みを生み出す出来事をストレッサー、それに対する反応をストレス反応と呼び、変えられるのはストレス反応だけです。


しかし、悩みやすい人はストレッサーとストレス反応の区別がついていなかったり、ストレッサー(出来事)を変えようと悩んでいる人が非常に多い。


なのでまずは自分の悩みを「ストレッサー(出来事)」と「ストレス反応(自分の反応)」に分解してみてください


そうやって自分の悩みを整理し、悩みの正体がはっきりするだけでかなり不安は減るでしょう。


そして何より大切なのはたとえ悩みが多くても、そんな自分を否定しないこと


人は悩む生き物、そんな自分を恥じる必要はないと忘れないでくださいね。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。