『欲しがってはいけない』はどんなビリーフ?
『欲しがってはいけない』のビリーフを持つ人は「自分の欲求には価値がない」といった感覚を持ち、欲しがることに罪悪感を感じたり、自分の気持ちを後回しにして他人を優先する、などの特徴があります。
人によっては「欲しい」といった気持ちを完全に抑え込んでしまい、そもそも自分が欲しいものがわからなくなってしまう場合もあります。
また、逆に本当に欲しいものがわからないにも関わらず、いつも何かを欲しがっていたり、欲しくないものを欲しがってしまう人もいます。
なお、ここでいう「欲求」とは物に対するものだけでなく、やりたいこと・仕事の成果・地位・名誉なども含まれます。
『欲しがってはいけない』を持つ人の特徴
『欲しがってはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 「欲しい」と言えない
- 人に頼みごとができない
- すぐ「なんでもいい」と答える
- 自分のためにお金を使えない
- 欲しいものを選べない
- いつも何かが欲しい
- 欲しくないものでも買ってしまう
- 買っても使わないことが多い
『欲しがってはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に家庭の事情や兄弟のためなどで、欲しいものを我慢させられたり、自分の意志で我慢すると決心した経験によって、子どもは『自分は欲しがってはいけない』と思い込む可能性があります。
他にも以下のような場面で『欲しがってはいけない』が刷り込まれる可能性があります。
刷り込みの場面
- 「お兄(姉)ちゃんでしょ!」といつも我慢させられた
- 「欲しがるのはダメ」とよく言い聞かされた
- 「我慢するのはいいこと」とよく言い聞かされた
- 親が自分の欲求を言えない人だった
まとめ
『欲しがってはいけない』のビリーフは「欲しい」という気持ち自体がわからなくなるため、悩みとして表れにくいビリーフです。
そのため、自分で気付くのは非常に困難で、そもそも悩みになっていないなら無理に取り除く必要もないとも言えます。
しかし、もしこのビリーフを取り除くことができれば、必要なものを必要なだけ手にすることができるようになるので人生の質が大きく変わるビリーフの1つでもあります。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。