目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『親から離れてはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『親から離れてはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『親から離れてはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『親から離れてはいけない』です。
- なかなか親離れができない
- 一人暮らしをするのに罪悪感を感じる
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『親から離れてはいけない』はどんなビリーフ?
『親から離れてはいけない』のビリーフを持つ人は「親から離れるのは悪いことだ」といった罪悪感や、「親から離れると生きていけない」といった恐怖感を感じます。
逆にそういった気持ちに反抗して親から過剰に離れようとする場合もあります。
『親から離れてはいけない』を持つ人の特徴
『親から離れてはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 親離れが怖い
- 親離れをすると親が可哀想に思う
- 親が一緒にいないと不安になる
- 親から離れると恨まれそうで怖い
- 親子で共依存関係にある
- 過剰に親と距離を置きたがる
- 親が一緒にいない時だけ自由を感じる
『親から離れてはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に子どもが自分から離れることを怖がる親や、子どもをコントロールしたい親に育てられると、子どもは『親から離れるのは悪い(怖い)ことだ』と思い込む可能性があります。
他にも以下のような場面で『親から離れてはいけない』が刷り込まれる可能性があります。
刷り込みの場面
- 子育てが生きがいの親から「お前がいなくなると私は…」と言われて育った
- 「私から離れると危険だよ」と言われて育った
- 「もしお母さんを裏切ったら…」と言われて育った
まとめ
『親から離れてはいけない』のビリーフは過保護で子どもが自立するのを怖がる親によって「親から離れるのは悪い(怖い)こと」と思い込んでしまうビリーフです。
親から離れる(自立する)と「自分は生きていけない」恐怖感、もしくは「親が生きていけなくなる」罪悪感によって親離れができなくなってしまいます。
症状がひどい場合は摂食障害(病気になることで親から離れなくて済む)や、分離不安障害(親がいないと眠れないなど)を引き起こすことも。
このビリーフは緩めるのに時間がかかるビリーフでもありますが、もし緩めることができれば人生の自由度は大きく上がるでしょう。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。