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こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『ありのままの自分であってはいけない』です。
- ありのままの自分ではいけない気がする
- いつも〇〇のようにならないと…と思う
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『ありのままの自分であってはいけない』はどんなビリーフ?
『ありのままの自分であってはいけない』のビリーフを持つ人は身体・性格・成績などあらゆる面で「誰々のようでないとダメ」といった感覚を持ち、自分らしい生き方をしません。
また、心の中にある「ありのままではいけない」気持ちに反抗して、「私が!私が!」と過剰に自分を主張するような場合もあります。
なお、「重要であってはいけない」ビリーフとの違いは、以下のように自分の存在にOKを出せているかどうかにあります。
- 重要であってはいけない
→存在はOK、能力がNG - ありのままの自分であってはいけない
→存在自体がNG
『ありのままの自分であってはいけない』を持つ人の特徴
『ありのままの自分であってはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- ありのままの自分ではダメだと思う
- 誰々のようでないといけないと感じる
- 劣等感が強い(誰々と比べて自分は…)
- 他人が褒められるのを見ると嫌な気になる
- 理由なく自分に罪悪感を感じる
- 過剰な競争心がある
- 過剰に自分を主張する
- No.1よりオンリーワンへの過剰なこだわり
『ありのままの自分であってはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に「親がいつも兄弟姉妹ばかりを可愛がった」「いつも他の誰かと比較された」などを経験すると『誰々のようでないといけない(お兄ちゃんみたいにならないと…など)』と思い込む可能性があります。
また、親から人格的に否定され続けたり、何でもできる模範的な親を見て育ったような場合にも刷り込まれる可能性が。
他にも『ありのままの自分であってはいけない』が刷り込まれる場面は以下の通りです。
刷り込みの場面
- いつも兄弟姉妹を可愛がられた
- いつも他人と比較された
- 「だからお前はダメだ」と言われた
- 模範的な親を見て自分もそうならないとと感じた
- 幼少期に死に別れた兄(姉)がいると、自分が代わりを生きないといけないと思う場合もある
まとめ
『ありのままの自分であってはいけない』のビリーフは幼少期に他の誰かばかり褒められたり、比較されたりし続けることで「他の誰々のようにならないといけない」と自分らしい生き方ができなくなってしまいます。
また、完璧で模範的な親を見て育つことで、自分もああならなくてはいけないと自分を否定してしまう場合も。
このビリーフを取り除くことができれば、日常生活において肩の力が抜けたり、自分らしく生きられるようになるでしょう。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。