目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『愛着を感じてはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『愛着を感じてはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『愛着を感じてはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『愛着を感じてはいけない』です。
- 「消えたい」という気持ちがある
- 皆いなくなればいいと思うことがある
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『愛着を感じてはいけない』はどんなビリーフ?
『愛着を感じてはいけない』のビリーフを持つ人は愛情という感覚がわからず、人と親密な関係になることを避けたり、人から見捨てられる不安を抱えている、といった特徴があります。
人によっては、愛情の代わりにお金や地位など目に見えるものを求めて愛情を確認するような場合も。
また、心の奥に抱えた見捨てられる恐怖が影響して、「目をつむって顔を洗えない」「電気を消して眠れない」「扉を閉めてトイレができない」などの症状がある人もいます。
『愛着を感じてはいけない』を持つ人の特徴
『愛着を感じてはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 人から見捨てられる不安(恐怖)がある
- 愛情のぬくもりを感じられない(わからない)
- 人を愛するのが怖い
- 嫉妬心・独占欲が強い(愛情を疑うため)
- 赤ちゃんを見ても可愛いと感じない
- 人から愛される努力をいつもしている
- 愛情なんていらないと感じる
『愛着を感じてはいけない』が刷り込まれる場面
人は生まれてから数ヶ月の間に母親(もしくは母代わりの女性)に抱っこされることで「心の安全基地(※)」を形成します。
(※:母親に見守られる感覚、「大丈夫」だと思える感覚)
しかし、この時期に母親との間で健全な愛情関係を築けなかった場合、子どもはその辛さを感じないように『愛着(愛情)を感じることを禁止する』可能性があります。
他にも『愛着を感じてはいけない』が刷り込まれる場面は以下の通りです。
刷り込みの場面
- 親から愛情を与えられなかった
- 親に愛情を求めると拒絶された
- 親に放置、無視された
- 抱っこが苦手な親に育てられた(親もこのビリーフを持っている)
- 幼少期に施設や親戚に預けられていた
- 親が病気がちで甘えられなかった
まとめ
『愛着を感じてはいけない』のビリーフは親との間で健全な愛情関係を築けなかったことで、大人になった今でも愛情を信じられない(そもそも愛情がわからない)ビリーフです。
赤ちゃんにとって「親に見捨てられる=死」を意味します。
このビリーフを持つ人はその時の感覚を再体験しているので、ただ単に寂しいというレベルではなく命を脅かされるような恐怖を無意識に感じているのです。
なお、このビリーフを緩めることができれば、徐々に人を愛する感覚や、小さい子どもを愛おしいと思う感覚が生まれてきます。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。