目次
- 1 自分がわからなくなる3つの原因
- 1-1 頭の中がごちゃごちゃになってる
- 1-2 「正しさ」に執着している
- 1-3 他人の目を気にしている
- 2 自分に集中する時間を意図的に作ろう
こんにちは。
心理セラピスト
の大野貴之です。
「自分のことがわからない…」
「自分の本心がわからない…」
こういった悩みを抱えている人は少なくありません。特に自分を諦めてきた人には多いのではないでしょうか。(かつての僕自身がそうだったので)
そこで今日は自分がわからないと悩む人には何が起こっているのか?について書いてみようと思います。
自分がよくわからないと感じている方はぜひ最後まで目を通してみて下さい。
自分がわからなくなる3つの原因
僕がこれまでコーチングをしていて気づいたことや、自分自身がかつて悩んでいたことを元に、自分がわからなくなる原因を大きく3つにまとめてみました。
- 頭の中がごちゃごちゃになってる
- 「正しさ」に執着している
- 他人の目を気にしている
それぞれ詳しく解説してみます。
頭の中がごちゃごちゃになってる
自分のことがわからないと言う人の多くは「頭の中がごちゃごちゃになってる」傾向があるなと思います。
現代人は毎日忙しい日々を過ごしているので、仕事にプライベートに考えることが盛りだくさんな人も多いでしょう。
そして、そんな毎日を続けている内に、本当は何も考えなくてもいいような時間でさえ、過去(主に後悔)や未来(主に不安)のことで頭がいっぱいになっている人も少なくありません。
その結果、いつも頭の中がごちゃごちゃになってしまい、自分のことを考える余裕がなくなっているのが原因の1つです。
実際、僕自身も時間的な余裕ができるとすぐに昔のことを思い出して後悔したり、先のことを考えて不安になっていました…
こういった状態になっている人は、まずは頭の中をスッキリさせて目の前のことに集中してみた方がいいかもしれませんね。
「正しさ」に執着している
次によくあるのが「正しさ」に執着している人です。
これは自分の考えが頭の中にぼんやり浮かんでいるにも関わらず、その考えが正しいかどうか(正解かどうか)でジャッジしている状態です。
例えば、自分はどうしたいのかを考えた時、「何もしたくない」と頭に浮かんだとしましょう。
頭に浮かんだのならそれが本心なのですが、「何もしたくないなんてだらしない!そんなのはダメだ!」と自分で自分の考えをジャッジして抑え込んでしまうんです。
本心を自分で抑え込んでしまえば、自分がどうしたいかわからなくなるのは当然ですよね。
ですが、こういったことを無意識にしてしまってる人は実はとても多いのではないかと思います。
他にも、「どれが自分の本当の気持ちだろう?」と正解を探し続けてしまう人も。
しかし、自分の気持ちに本物も偽物もありません。
こういった状態になっている人は、物事をジャッジせずにフラットな目で見るよう意識するといいかもしれませんね。
他人の目を気にしている
最後に3つ目の原因は自分の考えや気持ちはあるが、「他人の目を気にして言えない」状態です。
この状態の人は前の2つの原因とは異なり、本当は自分の気持ちをある程度自覚できています。
しかし、それを口にすることで他人に迷惑がかかる、他人に嫌われる、他人に変に思われる、などの思いが邪魔をして自分の気持ちを言えないということが起きているんです。
この状態になっている人は、自分の気持ちを知るよりも前に、自分が言いたいことを言うとどうなると思っているのか?などの恐怖の正体に目を向けた方がいいかもしれませんね。
自分に集中する時間を意図的に作ろう
ここまで自分がわからなくなる原因を3つご紹介しましたが、それらの対処法は大きく以下の2つに集約できます。
- 「今ここ」に集中する
- 浮かんだ考えをジャッジしない
「今ここ」に集中するとは、過去や未来に意識を取られるのを止めて目の前のことに集中すること。
浮かんだ考えをジャッジしないとは、正しさや正解に捉われず、浮かんだものをそのまま受け入れることです。
僕自身もそうでしたが、こういうのは長年の思考の癖なので、急にやれと言われても簡単にはできないもの。
しかも、毎日忙しくて自分のことをゆっくり考える時間なんてほとんどの人が取れていないのかもしれません。
しかし、毎日が忙しいからこそ、頭と心を休める時間は非常に大切。
まずは、忙しい日々の合間を縫って、意図的に自分を知る(自分に意識を向けて集中する)時間を作ることからはじめてみてください。
そうやって自分との時間を増やしていくことで、自分のことも徐々にわかってくると思いますよ。
ちなみに、僕のライフチェンジセラピーでは、マインドフルネスを取り入れたワークを使って自分の感覚を知るお手伝いもしています。
初めての方は体験セッションを受付中ですので、興味のある方は一度覗いてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。