悩みの解決に必要なのは悩みの裏に隠れた○○

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之(おおのたかゆき)です。


僕は心理セラピストとして、これまで多くの方の悩みをお聞きしてきましたが、悩みが深い人にはある共通点があります。


それは、『自分で自分の悩みがどうなればいいのかわかっていない』という点です。


悩む時間が長くなればなるほど、それが当たり前の状態に感じてしまい、解決した状態を想像するのが難しくなるんですね。


ただ、逆に言うと、どうなれば悩みが解決したと言えるのか?がはっきりすれば、その悩みはもう半分は解決したようなものだということ。


そこで今回は、「悩みが解決する」とは、要するにどういうことなのか?についてお話しようと思います。


悩みが深くてどうしたらいいかわからない方や、セラピーを受けるとどんな状態になるのか知りたい方はぜひ最後までお読みくださいね。

悩みがあるとはどういう状態なのか?

まず、そもそも悩みがあるとはどういう状態なのか?といった所から話をさせていただきます。


僕たち人間が悩む時、それは「自分の欲求を満たせない時」なんです。


何か満たしたい欲求があるが、それを満たすことができない時に僕たちは悩みます。


逆に言うと、もしあなたが何かに悩んでいるのなら、その裏には何かしらの「欲求」があるということ。


そして、その「欲求」を満たすことができれば、その「悩み」は解決するんです。


つまり、「悩み」と「欲求」は必ずセットになっていて、表裏一体の関係になっているんです。

悩みの解決=自分の欲求を表現できること

「悩み」と「欲求」は必ずセットで存在し、欲求を満たせれば悩みは消えていきます。


とはいえ、それが簡単にできるならはじめから悩んでいませんよね。


悩みが深いということは、それ相応の欲求を満たせない理由があるはずなんです。
 

  • 自分の欲求を言うと人に迷惑がかかる…
  • 自分の欲求なんて価値がないと思ってしまう…
  • そもそも自分の欲求がわからない…


などなど、理由は人によって様々ですが、共通して言えるのは「悩みが深い人は自分の欲求を表現できない」といった点です。


世の中には色んな心理療法がありますが、どんなものでも最終的なゴールは、


クライアントが自分の欲求に気づき、それを適切な形で表現できるようになってもらうこと


に共通していると言ってもいいでしょう。


つまり、「悩みが解決する=自分の欲求を表現できるようになる」ことなんです。

まずは自分の欲求を探してみよう

今抱えている悩みを解決するには、悩みの裏にある自分の欲求に気づき、その欲求を自ら表現して適切に満たせるようになることが必要です。
 

  • 人に愛されたい
  • 人に認めてもらいたい
  • 自分の気持ちを素直に表現したい
  • やりたいことを自由にやりたい


などなど、色んな欲求が人には備わっていますからね。


ただ、悩みが深い人にとってはいきなりそんなことを言われても何が何だかわからないはず。


ですので、まず意識して欲しいのは「あなたの満たされない欲求は何なのか?


まずはそこを自ら探ってみるのが、悩みを解決するための第一歩となるでしょう。


どうしてもわからない場合、それを特定して解消する専門家の力を借りることも、ぜひ検討してみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。


心理セラピスト 大野貴之