おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「自信がない…」
僕は小さい頃からずっとこの悩みを抱えていました。
自分の意見が言えなかったり、大事な場面で記憶が飛ぶほど緊張したり、どうせ自分にはできないと思って多くのことを諦めたりしてきました。
ですが、色々あって今ではそれなりに自信は持てるようになってきたと思います。
もちろん自信満々かと言われたらそんなことはありません。
それでも、緊張して頭が真っ白になることは最近では全くなくなりましたし、やる前からできないと諦めることもなくなりました。
じゃあどうやって、自信を取り戻すことができたのか?
皆さんお分かりかと思いますが、自信というのは何かの拍子に急に湧き出てくるものではありません。
よく「根拠のない自信を持て」なんて見たり聞いたりすると思いますが、これも厳密な言い方をすると
- 数々の成功体験を積んできた
- 小さい頃から親に信じてもらえていた
など、そう思えるようになるためには何かしらの理由が必ずあります。
つまり、「根拠のない自信」を持つのにも根拠はあるというわけです。
ですので、結局の所、自信をつけるためには小さなことでもいいので「できた」という体験を
積み重ねていくしかないんですね。
でも、そもそもその「できた」を体験するための一歩が、自信がない人には踏み出せない…
昔の僕はそこに苦しんでいました。
もしかしたらあなたも同じように感じているかもしれません。
じゃあどうやってその一歩を当時の僕は踏み出したのか?
何が変わったから、何を手に入れたから、一歩を踏み出せるようになったのか?
その答えは『覚悟』でした。
当時の僕は『覚悟』を決めたから、最初の一歩を踏み出せたんです。
でもこれは、「絶対にうまくやるぞ!」といった覚悟じゃないんです。
そうではなく、逆に、『失敗する覚悟』を決めたんです。
というのも、僕の場合、「自信がない」気持ちについて細かく分解していくと、最終的には、
- 失敗したくない
- ダメな自分を見たくない
- これ以上傷つきたくない
などの思いがありました。
つまり、「自信がない」というのは、建前とか言い訳みたいなもので、本心はこれらの気持ちだったんです。
ですので、逆に、敢えて「失敗した自分」を想像して、その自分をダメだと思わず、しっかりと受け入れる覚悟をしたんです。
- 自分は完璧な人間じゃない
- 失敗することも当然ある
- でもそれはダメな事じゃない
- 別に恥ずかしい事じゃない
- できないから頑張るんだ
- 恥ずかしいのは失敗じゃなく諦める事だ
こんな風に「失敗する(できない)自分」と正面から向き合って徐々に受け入れていったんです。
そうすることで僕は色んな事に挑戦できるようになり、もちろん失敗もたくさんしましたが、
少しずつ成功体験を積み重ねることで少しずつ自信をつけていったわけです。
つまり、僕にとって「自信がある」とは、「絶対にうまくできる」と思える状態ではなく、
『うまくいってもいかなくてもどちらの結果も受け入れる覚悟がある』
状態だったんです。
もちろんこれは僕の場合ですので、全ての人に当てはまるかはわかりません。
ですが、もしあなたも僕と同じように失敗することから目を反らしているならそことしっかり向き合うことで、色んな事に挑戦できるかもしれませんよ(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき