目次
- 0-1-1 動画で確認したい方はこちら
- 1 『考えてはいけない』はどんなビリーフ?
- 2 『考えてはいけない』を持つ人の特徴
- 2-1 ビリーフを持つ人の特徴
- 3 『考えてはいけない』が刷り込まれる場面
- 3-1 刷り込みの場面
- 4 まとめ
動画で確認したい方はこちら
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
人は誰しも「ビリーフ(信念)」と呼ばれる思い込みや固定観念を持っており、それがその人の行動、さらには人生にまで大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、そんなビリーフの中でも人の悩みの原因となりやすい24個のビリーフについて解説しています。
今日扱うビリーフは『考えてはいけない』です。
- 自分の意見を持てない
- すぐ人にどうしたらいいか聞いてしまう
そういった悩みを抱えている方はぜひ最後までお読みください。
※ビリーフって何?という方は以下の記事からご覧ください↓
『考えてはいけない』はどんなビリーフ?
『考えてはいけない』のビリーフは『成長してはいけない』の派生形で、「自分では考えられないから誰かに考えて欲しい」といった感覚を持っています。
自分で考えることに苦手意識を持ち、人から意見を求められると頭が真っ白になったりパニックになる場合も。
他にも、考えるけど結論が出ない(本質ではない部分を延々と考えるが、肝心な部分は考えられず結論が出ない)状態になる人もいます。
『考えてはいけない』を持つ人の特徴
『考えてはいけない』のビリーフを持つ人の特徴には以下のようなものがあります。
これらが全てあてはまるという意味ではなく、あくまでその傾向があるといった前提でご覧ください。
ビリーフを持つ人の特徴
- 自分の意見や考えを持てない
- 人にすぐ「どうしたらいいですか?」と聞いてしまう
- 考えることを先延ばしにしてしまう
- 考える前に感情的になる
- 「自分は頭が悪い(から考えられない)」と思っている
- 考えてばかりで結論が出ない
- 本質ではない所ばかりを考えてしまう
『考えてはいけない』が刷り込まれる場面
幼少期に過保護な親から「お前は考えなくていいから言われたことをやってればいい」などと言われると、子どもは『自分は考えなくていい(考えてはいけない)』と思い込む可能性があります。
他にも以下のような場面で『考えてはいけない』が刷り込まれる可能性があります。
刷り込みの場面
- 「親の言う通りにしなさい」と言われて育った
- 自分の考えに対して親がいつも否定的だった
- 自分の考えを親にバカにされた
- 親が感情的で考えない人だった
まとめ
『考えてはいけない』のビリーフは「自分で考えなくても誰かが考えてくれる」「自分で考えてもろくな結果にならない」のような感覚をもち、自分の意見や考えを持てないビリーフです。
人から意見を求められると頭が真っ白になったり、「自分は頭が悪い」といった間違った思い込みを持っている人も多いでしょう。
しかし、これはあくまでビリーフなので「思い込み」。
実際はこれまで考えてこなかったから考える力が弱いだけで、決して自頭が悪いわけではありません。
このビリーフが緩まってくると、自分で考えられるようにはなりますが、すぐに意見がバンバン出てくるわけではないので地道な練習は必要です。
自分のビリーフを知ることは悩みを根本から解決するための第一歩。
まずは日々の行動を振り返り、自分にどんなビリーフがあるか注意深く観察してみて下さい。
また、『ライフチェンジセラピー』では、悩みの根本となっているビリーフを書き換えるカウンセリングと、理想の自分に向かって伴走するコーチングを両方行います。
どうしても苦しいビリーフを抱えている方、悩みを解決して理想の人生を手に入れたい方は、ぜひ体験セッションまでお越しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。