「楽になりたい」ではいつまでも変われない理由

おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


長年の悩み・生きづらさに苦しんでいる渦中にいる時は、


早く楽になりたい


と思いますよね。


実際、僕自身も会社員時代、毎日遅くまで残業して何のために生きているのかわからなくなっていた頃、毎日のように「楽になりたい」と思っていました。


ただ、実はこの考え方だとなかなか人は変われないんです。


なぜなら、人間は本能的に「変化を嫌う」生き物です。


そのため、どれだけ頭で「辛いから早く変わりたい」と思っても、心では「変わる方がもっとしんどい」と感じてしまうんです。


そのため、「楽になりたい」といった目的で変わろうとすると、


どうして楽になりたいのに大変な事をしないといけないんだろう?


といった自己矛盾を感じてしまい、結果、頑張ることを辞めてしまうんですね。


じゃあどうしたらいいのか?


それは「幸せになりたい」といった気持ちを原動力にすることです。
 

  • ○○な生活がしたい
  • ○○な人と結婚したい
  • ○○な仕事をしたい


こういった幸せを手に入れたいという気持ちを原動力にできると、たとえそれが大変なことであっても自己矛盾は起きません。


先ほども言ったように人間には「変化を嫌う」本能がありますので、どんなやり方をしたとしても
変わる時は大変な思いを必ずします。


そういった本能と闘ってでも手に入れたい幸せがあるのか?


そこが何よりも重要なんです。


ただ、「楽になりたい」と思っちゃダメって意味ではないですよ。


辛い時に楽になりたいと思うのは、これまた人間の本能的なものですので、止められないし止める必要もありません。


ですので、こんな風に考えてみてください。


もし、今の辛い状況から抜け出せたとしたら、もし、何でもできる自由が手に入ったとしたら、その時は、何をしたい(何が欲しい)だろう?


一度、現実的な制限を全て取っ払って、誰の文句も受け付けず、自由に未来を想像してみる


本当に現状を変えたいと思うなら、まずはここをしっかり考える事が実はめちゃくちゃ大切なんです。


もし、あなたも現状に悩んでいるなら、ぜひ一度、自分の幸せな未来について自由に想像してみてくださいね。


人は想像できないことを実現できないので、こういった妄想も全然無駄ではないんですよ(^^)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき