目次
- 1 なぜ言いたい事が言えないのか?
- 2 パターン①:言いたい事はあるけど言えない
- 3 パターン②:言いたい事がわからない
- 4 ネガティブ感情を感じる真の原因
- 5 まとめ
- 5-1-1 ★動画はこちら★
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は「言いたい事が言えない」といった悩みについて解説します。
この悩みは我々日本人にとって、誰もが一度は経験したことがあると言っても過言ではないような悩みではないでしょうか?
実際に僕自身も、ずっとこの悩みがあり、サラリーマン時代は仕事を断れずに身体を壊してしまったくらいです…汗
ただし、言いたい事を言えずにずっと我慢ばかりしていると
ストレスが溜まりやすくなったり他人に振り回される人生になったり他にも心理的な影響としては自分を責めやすくなったりもします。
そこで今回は
- 言いたい事が言えない真の原因と解消法
をご紹介したいと思います!
言いたい事を我慢してばかりで他人に振り回される人生を卒業したい方は、ぜひ最後まで読んで下さいね。
なぜ言いたい事が言えないのか?
まずはじめに、どうして言いたい事が言えないのかについて解説したいと思います。
実は一言に「言いたい事が言えない」と言っても人によって心の中で起きていることは微妙に異なっています。
それらの違いをざっくり分けると
- 言いたい事があるけど言えない
- そもそも言いたい事がわからない
の2パターンに分けられるんですね。
まずはこれら2パターンに分けて、それぞれの原因を解説していきます。
パターン①:言いたい事はあるけど言えない
1つ目のパターンは「言いたい事があるけど言えない」というパターンです。
これは、頭の中では言いたい事が浮かんでるけど、口に出せないという状態ですね。
じゃあどうして口に出せないのかというと
- 自分の意見なんて価値がないと感じる
- 自分よりも他人の意見を優先してしまう
- 他人の意見を否定するのが申し訳ない
など、これまた人によって色々な理由があるんですが、これらの理由に共通しているのは
『自分の意見を言うことに対してネガティブ感情(不安や罪悪感)を感じる』
といった点です。
つまり、このネガティブ感情こそが言いたい事が言えなくなる原因というわけですね。
パターン②:言いたい事がわからない
次に2つ目のパターンは「そもそも言いたい事がわからない」というパターンです。
これは
- 自分で自分の言いたい事がわからない
- 意見を求められると頭が真っ白になる
のような状態のことで、悩みとしてはこちらの方が深いと言えます。
じゃあどうして、そんな状態になってしまうのかというと、これは言いたい事を言うことに対して
「強い恐怖」を感じてしまっているというのが直接の原因です。
要するに、あまりの恐怖に軽いパニック状態に陥っているという状態なんですね。
つまり、これは1つ目のパターンとは感じる感情の種類やその大きさこそ違いますが、
『自分の意見を言うことに対してネガティブ感情(恐怖)を感じる』
という点では、実は同じことが起きているとも言えるんです。
ネガティブ感情を感じる真の原因
ではどうしてどちらのパターンもこういったネガティブ感情を感じてしまうのでしょうか?
その真の原因は『過去の体験』にあります。
例えば、子どもの頃に自分の意見をいつも否定されていた子は、大人になってからも
「自分の意見は間違ってる(価値がない)」
のように感じるようになりますし、他にも、
- いい子でいなさい!
- 他人に迷惑をかけるな!
のようにいつも言われていた人は、大人になってからも自分より他人の意見を優先するようになるでしょう。
また、
- 親が非常に厳しく口答えを一切許されなかった
- 親が過保護、過干渉で全て親の言うとおりにやってきた
のような環境で育った子どもは、
「自分の意見を言う」
「自分のやりたいようにやる」
といった事を禁止されてしまっているため、大人になってからも自分の頭で考えられなくなる(考えようとすると恐くなってしまう)といったことが起きてしまいます。
つまり、こういった「過去の体験」こそが言いたい事が言えなくなる真の原因なんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
言いたい事が言えない人というのは、子どもの頃に自分の考えや気持ちを大切に扱ってもらえなかった人です。
ですので、最終的には自分の中から湧いてくる考えや気持ちは、とても大切で価値のあるものなんだと自分自身が認めてあげる必要があります。
そのためにもまずは言いたい事を言おうとするとどんな感情が出てくるのか?
そこを自覚して、その感情を否定せずゆっくりと味わってみてくださいね。
動画ではそのためのセラピーも紹介していますので、もし興味がある方はこちらもご覧ください。
★動画はこちら★
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき