悩みをなくそうとすれば逆に苦しくなる3つの理由

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之(おおのたかゆき)です。


毎日が辛い、生きづらい…


そんな風に苦しむ人にとって、一刻も早く悩みを消し去りたいと思うのは当然のことだと思います。


ですが、実は人の心の仕組み的には、悩みをなくそうとすればするほど、逆に悩みがどんどん深くなっていくんです。


じゃあどうすればいいのか?


そもそもどうしてそうなるのか?


そんな疑問に答えるため、今回は悩みをなくそうとすれば逆に苦しくなる3つの理由を解説します。

【理由①】どんな幸せな人でも悩みがない人はいない

今現在、悩み苦しんでいる人にとって、幸せそうにしている人を見ると「この人は悩みなんてないんだろう」と思ってしまうでしょう。


でもこれは大きな勘違いで、どんなに幸せそうに見える人でも悩みが0の人間なんてこの世にはいません。(本人が苦しんでいるかどうかは別として)


確かに、幸せそうにしている人は苦しんでいる人と比べると悩みは少ないんだと思います。


でもあくまで少ないだけで、実際はどんなに幸せそうにしている人でも多少の悩みはあるものなんです。


つまり何が言いたいかと言うと、悩みがまったくない状態を目指すというのは、不可能への挑戦とも言える難しさだということ。


だからそこを目指してしまうと、どれだけ頑張っても「自分は変われない」と感じてしまう結果になってしまうんです。

【理由②】「悩みがあること」が新しい悩みになってしまう

セラピーやカウンセリングを受ければ心が強くなったり心の病気を克服することもできますが、かといって悩みを完全になくすことはできません。


これは実はとても重要なポイントで、セラピーやカウンセリングで目指す所は悩みが完全にない状態ではなく、悩みがあっても苦しくならない状態なんです。


ここを知らずに悩みがない状態を目指してしまうと、本当は良くなっているのに、
 

  • まだ悩みがある自分はダメだ
  • まだ全然良くなってない
  • やっぱり自分は変われない


のように考えてしまい、それ自身が新しい悩みになってしまいます。


こうなると悩むことが悩みといった悪循環にハマってしまい、永遠に抜け出せなくなってしまうんです。

【理由③】本当の問題は悩んでいる自分にOKを出せないこと

悩みが深刻化してしまう人は『悩みがない自分はOKだけど悩みがある自分はOKじゃない』といった考えを持っている人が非常に多いです。


ですが、この考え方を持っている間はどれだけ努力をしても永遠に楽になることはありません。


なぜなら、仮に一時的に悩みを0にすることができたとしても、その後の人生を一切悩まずに生きていくなんて不可能ですよね。


もし非常に強い精神力を手に入れたとしても、自分一人の力で解決できない悩みを抱えたり、他人から悩まされることも起こる可能性はあります。


だから悩みがない自分で居続けることは不可能であり、幸せそうに見える人って実は「悩みがない人」ではなく「悩むことにもOKを出せている人」です。


つまり、どれだけ悩みが深く苦しんでいる人でも、本当の問題は「悩みそのもの」ではなく「悩んでいる自分にOKを出せないこと」なんです。

悩みを受け入れることで結果的に悩みはなくなる

いかがだったでしょうか。


今回ご紹介した3つの理由に共通して言えるのは、どんなに努力をしても悩みを0にすることは不可能


そして、悩んでいる自分をダメだと思うことで更に悩みが深くなってしまうことです。


これらを踏まえて悩みの苦しみを少しでも和らげるために必要なのは、まずは悩んでいる自分を受け入れること。


これは「ずっと悩んでいていい」という意味ではなく、「悩むことがあってもいい」という意味です。


そう思えることで少なくとも自分を責めることはなくなるので、悩みを悪化させる悪循環にも入らなくなるでしょう。


そうして冷静になることができれば、目の前の問題を一つ一つ解決していくことで大きかった悩みも解決の糸口が見えてくるはずです。


だからあなたもまずは今の悩んで苦しんでいる自分を受け入れてあげてください。


そうして悩みを受け入れることで、結果的に悩みはなくなっていくと思いますよ。


最後までお読みいただきありがとうございました。


心理セラピスト 大野貴之