目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 過去の失敗を忘れられない原因
- 2 過去の失敗を乗り越える方法
- 3 まとめ
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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「過去の失敗の乗り越え方」
についてお話しようと思います。
どれだけ優秀な人であっても人間である以上失敗は避けられません。
特に社会人になりたての頃や新しい役職を与えられた直後などはどうしても失敗が起きやすいですよね。
ただ、誰にでも失敗はあるとはいえ、あまりに大きなショックを受けたことで過去の失敗をいつまでも忘れられない…と悩む方も少なくないんではないでしょうか?
中には一度の失敗で人生が変わってしまった…なんて方もいるかもしれませんね。
そこで今回は
- 過去の失敗を忘れられない原因
- 過去の失敗を乗り越える方法
を解説します。
過去の失敗を乗り越えて、新しい事にどんどんチャレンジしたい方はぜひ最後まで読んで下さいね。
過去の失敗を忘れられない原因
まずはじめに、どうしていつまでも過去の失敗を忘れられないのか?について解説します。
これは一言で言うと、
- 過去の失敗が「トラウマ」になっている
からです。
人によってはそんな大げさな…と感じるかもしれませんが、トラウマってPTSDのような大きなものだけではなく、こういった日常のショックでも作られる可能性はあるんですね。
そしてトラウマが作られるかどうかは
- 感情の大きさ × 頻度
によって決まります。
つまり、一度の大きなショックでトラウマが作られるのはもちろん、小さなショックを長期間受け続ける事でもトラウマはできてしまうんです。
ただ、同じ体験をしていても人によってトラウマになる人とならない人がいますよね。
両者の違いは一体何なんでしょうか?
それは
- 感情を感じたか抑圧したかの違い
なんです。
というのも、本来人間の感情とは、素直に感じる事でやがて消えて生きます。
しかし、感情を抑圧、つまり我慢してしまうと、その感情が未完了のままいつまでも残り続けてしまうんです。
この残り続けた感情こそがトラウマの正体とも言えます。
つまり、同じ体験をしたとしても
- 腹が立つ事があったら怒る
- 辛い事があったら泣く
のようにその時の感情を抑圧せずに感じられた人はトラウマにはならないんです。
逆に、どれだけ腹が立ったりどれだけ悲しかったとしてもそれをグッと我慢し続けてしまうとトラウマとなってしまいます。
つまり、いつまでも過去の失敗を忘れられない本当の原因は、
- 当時の感情が未完了のまま残っている
ことなんです。
過去の失敗を乗り越える方法
ではトラウマとなってしまった過去の失敗を乗り越えるにはどうしたらいいのか?
それは非常にシンプルで、
- 未完了となっている感情を完了させる
ことでトラウマは解消します。
つまり、トラウマとなっている過去の失敗を鮮明に思い出し、その時の感情をもう一度味わう。
ちょっと苦しいかもしれませんが、これができれば、その時のトラウマを解消することができるんです。
ただ、この時に大事なポイントは全ての感情を余すことなく感じる事。
人によっては
- ムカついたけど悲しくはない
- 悲しかったけど腹は立たない
のように、自分にとって苦手な感情を無意識に抑圧してしまうことがあります。
ですので、ただ過去の体験を思い出してその時の感情をもう一度味わうだけでなく、自分でも気づいていなかった本心を余すことなくしっかり吐き出すこと。
これができた時に、過去の失敗を乗り越えられるんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
過去の失敗を忘れられない人はその時の感情を抑圧してしまった人です。
一般的には嫌な事や辛い事があっても怒ったり悲しんだりしない人の方が「強い」ように見えるかもしれません。
ですが、それはあくまで一時的な強さであり、結果的にトラウマとなっていつまでもその時の体験が残り続けてしまうので、長期的には決して強いとは言えないんです。
ですので、もしあなたが過去の出来事を引きずりやすいと思うなら、
その時その時に沸き起こる感情を我慢せずにしっかり味わうこと
を意識してみてくださいね。
動画ではそのためのセラピーもご紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき