無気力解消のカギは○○という感情にある

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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


今回は


無気力でやる気が出ない


といったお悩みについて解説していこうと思います。


人間は辛い出来事があるとどんな人でも多少は心が沈んでしまいます。


これは決して弱いからではなくむしろ落ち込むことは立ち直るために必要なプロセスなんです。


しかし、このプロセスがうまく機能していないといつまでも気分が沈んだままでさらにそれが続くと無気力などの抑うつ状態へと入ってしまいます。


この時いったい何が起きているのか?
どうすればこの状態から抜け出せるのか?


今回はそういった
 

  • 無気力の原因と解消法


を解説しようと思います。


今現在無気力に悩んでいる方や嫌な事があるとすぐ無気力になる方はぜひ最後までご覧になってください。

無気力解消のカギは「怒り」にある

今日はいきなり結論から先にお伝えしようと思います。


実は無気力解消のカギは「怒り」の感情にあります。


それはなぜなのか?を今から解説していきますね。


実は「怒り」という感情は人間にとって非常に重要な根源的な感情の1つで、深い所では「気力」や「好奇心」等とも繋がっています。


そのため「怒り」を抑圧してしまうと気力や好奇心も徐々に失われていき、「無気力」「無関心」になってしまうんです。


じゃあ怒りの抑圧っていったいどういう状態かというと、最もわかりやすいのは
 

  • 言いたい事を我慢する


ことです。


無気力になりやすい人は結構これをやってる人が多いんですね。


辛い出来事やショックを受けた後はまずは落ち込んだり悲しんだりする事が立ち直るためにも必要不可欠です。


ですが、実はそれだけだと不十分で、その後にしっかりと怒りを吐き出す(言いたい事をしっかり言う)必要があります。


無気力になりやすい人は落ち込んだり悲しんだりばかりでここができてない人が多いんです。


つまり、無気力を解消するには抑圧した「怒り」をしっかりと吐き出すこと。(言いたい事を吐き出す)


そうすれば、抑圧されていた気力や好奇心も甦り、無気力が解消されていきます。

「無気力」の解消法

ただ、怒りを吐き出せと言っても誰かと言い合いをしろという意味ではありません。


誰かに直接怒りをぶつけるのではなく自分一人で怒りの感情を解消できることが望ましいです。


ここからはそのための具体的な無気力の解消法をご紹介しますね。

ステップ①:辛い出来事に身を置く

まずはゆっくり深呼吸してからゆっくり目を閉じていきます。


イメージの中で無気力の原因となった辛い出来事を思い浮かべて、その当時の自分に戻ったつもりでその場面に身を置いてみてください。

ステップ②:「悲しみ」「恐れ」を感じる

その状態でまずは「悲しみ」や「恐れ」等の感情を丁寧に感じていきます。


「私は悲しい」と言ってから言いたい事を全て吐き出してください。


全て言い終えたら、クッションやぬいぐるみを抱きしめて悲しい気持ちを一切否定せずにしっかり受け止めてあげましょう


次に「私は恐い」と言ってから同じことを繰り返します。

ステップ③:「怒り」を吐き出す

「悲しみ」や「恐れ」が落ち着いたら胸の奥に隠れている「怒り」を思いっきり吐き出しましょう。


まずは「私は腹が立つ」と言ってから何に腹が立つのかを言葉にします。


何に腹が立っているか言葉にできたら丸めた新聞紙などで何かを思い切り叩いてみてください。(※叩いても危なくないもの)


この時、あくまで怒りを吐き出す/表現することが目的ですので、誰かを叩くという意味ではありません。

ステップ④:深呼吸して終了

さいごに大きく深呼吸をしましょう。


胸の中に残っている「悲しみ」「恐れ」「怒り」の残りカスを全て吐き出すイメージでしっかりと息を吐き出してください。


以上が、無気力を解消するためのイメージワークの手順です。

まとめ

いかがだったでしょうか?


実は僕自身も怒りを我慢しやすい方で嫌な事が色々続いた後は、無気力になることが多々あります。


僕自身がそうなんですが、怒りが苦手な人って怒りを我慢してることすら自分で気づいてないんですね。


なので、僕も定期的にこのワークをやって隠れてしまっていた怒りをしっかり外に出すようにしています。


うまくできるようになってくると一気に気力回復することができますので、ぜひ何度も練習してみてくださいね。


動画ではイメージワークの誘導もしていますので、興味がある方はぜひご覧ください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき