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おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「どうして私は、いつも他人の期待に応えようとしてしまうのだろう?」
あなたはこんなふうに思ったことはありませんか?
職場での仕事、友人や家族との人間関係…
いつも誰かのために自分を犠牲にしてしまう。
結果、心が疲れてしまうこともしばしば。
今回は、そんなあなたが抱える悩みの原因とその解決策について考えてみましょう。
なぜ他人の期待に応えることをやめられないのか?
他人の期待に応えることをやめられない人は、常に「自分はこうあるべき」という思い込みを抱えています。
この思い込みが強いと、自分の感情や本当の気持ちを後回しにしてしまい、「疲れた」「やりたくない」と感じても無理をしてしまいます。
その結果、精神的にも肉体的にも限界を迎えてしまう…といったことが起きてしまうわけです。
でもいったいどうしてそんな思い込みを抱えてしまっているのでしょうか?
実はその背景には、幼少期の環境や親子関係が影響している場合があります。
例えば良くあるケースとしては、親がとても厳しい人で期待に応えられた時は褒めてくれるが、そうでないとひどく叱られていたというケース。
こういった環境で育った子どもは、≪親の期待に応えられない自分には価値がない≫のような思い込みを作ってしまう可能性があります。
すると大人になっても「親の期待→他人の期待」へと形を変えて無意識のうちに行動に影響を与え、自分の気持ちより他人の期待を優先する原因となるんです。
アダルトチルドレンが他人の期待から解放される方法
じゃあこの悩みはどうすれば解決するのか?
解決策の第一歩は、自分が抱えている「期待に応えるべき」という思い込みに気づくことです。
その後、「自分が本当にやりたいこと」と「他人の期待」を区別し、優先順位をつける練習をしましょう。
具体的には、次の3つのステップがおすすめです。
1.紙に書き出す
まずは他人から期待されていると感じることをリストに書き出しましょう。
あまり考えすぎるとなかなか書き出せなくなってしまうので、思いついたものはとにかく書くといったやり方がおすすめです。
2.自問自答する
リストができたら、それぞれの内容に対してこんな風に自問自答してみましょう。
「もしそれをやってもやらなくても誰にも文句を言われないとしたら、これは本当にやりたいことだろうか?」
自分の胸に手を当てて、そう自分に聞いてみてください。
そして「自分が本当にやりたいこと」と「他人の期待」とに分類していきましょう。
3.小さな一歩を踏み出す
「自分が本当にやりたいこと」と「他人の期待」とを区別出来たなら、他人の期待を優先しない選択を少しずつ試してみましょう。
いきなり多くをやろうとしなくて大丈夫ですので、”小さな一歩”を踏み出しましょう。
「他人の期待」だけでなく「自分の気持ち」にも応えてあげよう
アダルトチルドレンの人にとって、他人の期待に応えることをやめるのは簡単なことではありません。
しかし、自分自身を大切にするためには、「他人の期待」と「自分の気持ち」を切り離し、行動を変えていく必要があります。
いきなり大きな変化を起こそうとしなくていいので、一歩ずつ自分らしい人生を取り戻していきましょうね。
なお、アダルトチルドレンの人が抱えている思い込みを心理学用語では「ビリーフ」と言います。
ライフチェンジセラピーでは、この「ビリーフ」を書き換える事でアダルトチルドレンの解消をサポートしています。
もしあなたが、他人の期待に応えることに疲れてしまい、自分らしい人生を生きたいと感じているなら、ぜひ一度ライフチェンジセラピーの初回体験セッションにお越しください。
セラピーを通じて、自分の思い込みや行動パターンに気づき、それを根本から解消するお手伝いをいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき