「いい人」の自分と「黒い感情」の自分。生きづらさを解消するたった1つの方法

おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


突然ですが、心理学の世界では、僕たちの心には「2つの存在」がいると言われているのをご存知ですか?


それが、ペルソナシャドウです。


簡単に言うと、こんな感じです。
 

ペルソナ(仮面)
 =周りに見せてもいい、好かれるための自分

シャドウ(影)
 =周りに見せてはいけない、隠しておきたい自分


例えば、「誰にでも好かれる”いい人”」がペルソナ、その裏側にいる「自分勝手でわがままな自分」がシャドウ、といったイメージですね。


これは誰の心にも必ず両方存在しています


ただ、この「シャドウ」が大きければ大きいほど、それを隠すのに莫大なエネルギーが必要になり、「生きづらさ」を感じやすくなってしまうんです


今日はこの「2つの存在」の話を中心に、生きづらさ解消のヒントをお話ししていきますね。

生きづらさを手放すために「やってはいけないこと」

ここまでは、心理学の本などでもよく語られるお話です。


ただ、今日お伝えしたいのは、ここから先の大切なこと


「この生きづらさをなんとかしたい!」と思った時、多くの心優しい人が、ある間違いをしてしまいがちなんです。


それは、自分の中の「シャドウ」を無くそうとすること


「わがままな自分はダメだ」
「こんな汚い感情を持つ自分は消さなきゃ」


そんな風に、シャドウを必死に消し去ろうと努力してしまうんですね。


でも実は…そのやり方では、本当の意味で生きづらさは解消されません


それどころか、心は余計に苦しくなってしまいます


なぜなら、「ペルソナ」も「シャドウ」も、どちらも紛れもないあなたの一部だからです。


シャドウを無くそうとするのは、自分の一部を殺そうとしているのと同じこと。


だから、やればやるほど苦しくなるのは当然なんですね。

2つの正体は「愛されるために生まれた子ども」

「ペルソナ」が良い自分で、「シャドウ」が悪い自分…そんなことは決してありません。


僕は、この2つの存在を


過去に切り離された、小さな子どもの自分


のように捉えています。


親から愛されるために、必死に背伸びをして頑張って生み出した子どもが『ペルソナ』


そして同じく、「こんな自分じゃ愛されない」と必死に自分から切り離して、心の奥に押し殺した子ども…それが『シャドウ』です。


そう、どちらもあなたが生きるために必要だった愛おしい存在なんです。

バラバラになった自分を「迎え」に行こう

だから、大人になった今の僕たちがやるべきことはたった一つ。


ペルソナを強化することでも、シャドウを消し去ることでもありません。


バラバラになってしまったそれぞれの小さな子どもたちを迎えに行って、みんなで一つの「自分」に戻ること(統合)です。


ずっと背伸びをして頑張り続けているペルソナという名の子どもには、


もう肩の力を抜いてもいいよ


そう声をかけてあげてください。


そして、ずっと暗い部屋に閉じ込められて「外に出たい!」と泣き叫んでいるシャドウという名の子どもには、


もうこっちに出て来ていいよ
そんなあなたも、大切な私だよ


そう言って手を取ってあげてください。


こんな風に、本来は1つだった「本当の自分」を取り戻していくこと


これこそが生きづらさの根本的な解消であり、僕がセラピーを通して皆さんと目指しているゴールなんです。


あなたの中にも、まだ迎えに来てくれるのを待っている「二人の小さな子ども」がいませんか?


どうか、どちらも愛してあげてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき