目次
- 1 ストレングスファインダー®の資質「調和性」とは
- 2 「調和性」の特徴(強み/弱み)
- 2-1-1 「調和性」強み使いの事例
- 2-1-2 「調和性」弱み使いの事例
- 3 まとめ
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
今日はストレングスファインダーの資質「調和性」について、僕が学んだ事に対するメモを残してみようと思います。
このメモがストレングスファインダーについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ストレングスファインダー®の資質「調和性」とは
まずはギャラップ社による「調和性」の解説をご覧ください。
<調和性>
調和性という資質を持つ人は、意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。
(引用:クリフトンストレングス)
上記のように、「調和性」は対立を嫌い、場の空気を読んで皆が同じ方向を向いて進めるような状態を好む資質です。
皆が同じ方向を向いてる状態を好むため、この資質を持つ人の中に「対立」という選択肢はありません。
異なる様々な意見の中から全員が納得できる共通点を見出そうとする傾向にあり、またその能力に優れています。
その反面、対立を生むくらいなら周りの意見に合わせる選択をしがちなため、周りからは自分の意見を言わない人と思われることも多いでしょう。
また、「調和性」を持つ人の中には上記のようなタイプとは異なり、自ら積極的に周りの意見を調整していくタイプの方もいるようです。
「調和性」の特徴(強み/弱み)
資質とはあくまで特徴であり、それは強みにも弱みにもなり得ます。
ここでは「調和性」の強みと弱みについていくつか事例をご紹介します。
「調和性」強み使いの事例
- 異なる意見の中から共通点を見つけるのが得意
- 場の空気を読み、納得していない人を察知できる
- 仲介役、調停役で力を発揮できる
- 場を乱さないため会議、飲み会などに呼ばれやすい
「調和性」弱み使いの事例
- 対立を嫌うあまり、言うべき所で言えないこともある
- 調和が取れないと、後まで引きずってしまう
- 他の強みのブレーキになることもある
- 皆の意見を聞いてからでないと意見を言いにくい
- 八方美人と言われてしまうことも
まとめ
「調和性」を持つ人は、生まれ持ったバランス感覚を用いて、その場に安定や安全をもたらすことのできる人です。
しかし、対立を嫌うあまり自分の意見を抑え込んでしまったり、言うべき場面でも相手と異なる意見をはっきり言うのをためらいがちです。
そのため「調和性」を上位に持つ人は、相手に意見をはっきりと伝えないといけない場面では、事前にメールで概要を伝えるなど何らかのクッションを挟んだり、はっきりものを言える人に代わりに伝えてもらうなどの工夫が必要です。
また、自分が相手に意見を伝えることで、結果的に調和を取ることができるのだと意識するのもいいかもしれませんね。
最後に、ストレングスファインダーの資質は他の資質との組み合わせでその人を特徴づけます。
そのため、必ずしも全員がここでご紹介した通りの特徴があるとは限りませんので、その点はご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。