【2024最新版】アダルトチルドレンの本当の原因と解消法(動画セラピーあり)

おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


今回は「アダルトチルドレン」について解説していこうと思います。


これまでも何度かまとめたブログもありますが、今回は克服するためのセラピー動画も加えて改めてまとめてみました。


自分もアダルトチルドレンかも…と気になっている方や、既に自覚があって克服したいと思っている方はぜひ最後まで読んで下さいね。

アダルトチルドレンとは?

まずはじめに、「アダルトチルドレン」といった言葉の意味から説明していきます。


アダルトチルドレンって言葉はよく聞くけど、人によって言ってることも違うし、結局何なのかよくわからない…という方も多いんじゃないかと思います。


「アダルトチルドレン」とは、元々はアメリカで生まれた言葉で、正式名称は


アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリックス(Adult Children of Alcoholics)


といい、日本語に直訳すると、


アルコール依存症の親を持つ子どもだった”大人”


という意味です。


アルコール依存症の親の元で育った子どもには様々な心の問題が見られることから、こういった名前が付けられました。


しかし、この言葉が日本に伝わった際に、


「親がアルコール依存症ではないが同じ生きづらさを抱えている」


といった申告する人が出てきて、その対象はアルコール依存症だけでなく


機能不全家族で育った子どもだった大人


という意味合いに変化してきました。(ちなみにアメリカでは現在もアルコール依存者の子どものみを指します。)


ただ、これだと
 

  • 機能不全家族って具体的にどんな家族なのか?
  • その線引きはどうなっているのか?


のような疑問を持つ人もいると思います。


実際に、周囲からは幸せに見えるような家庭でもアダルトチルドレンになる可能性はあるんです。


じゃあもう結局、アダルトチルドレンって何なの?ってなりますよね(笑)


そこで僕は、アダルトチルドレンとは、


幼少期の体験が現在の生きづらさに影響を与えている人


だと定義しています。


これが一番わかりやすいと思っているので、これくらい幅広い意味の言葉なんだと理解していただければ大丈夫です。

アダルトチルドレンの本当の原因

では次に「アダルトチルドレンの原因」について解説します。


アダルトチルドレンの言葉の意味はわかったけど、
 

  • どうしてアダルトチルドレンになるのか?
  • どうして幼少期の体験が現在にまで影響するのか?


といった疑問が残りますよね。


いったいアダルトチルドレンの原因とは…?


それはズバリ、『ビリーフ』と呼ばれるものです。


ビリーフとは簡単に言うと、「思い込み」や「固定観念」といったもの。


そしてこのビリーフは、幼少期の体験によって無意識の心の奥に刷り込まれます。


例えば、子どもの頃に
 

  • 叱られてばかりで褒めてもらえなかった
    →「自分はダメな人間だ」というビリーフが作られる
     
  • いつも自分は我慢して兄弟姉妹の面倒を見ていた
    →「自分より他人を優先しないといけない」というビリーフが作られる
     
  • 過保護・過干渉な親が何でも代わりにやってしまった
    →「自分一人では何も成し遂げられない」というビリーフが作られる


などがあります。


そして、こういったビリーフ、つまり無意識の思い込みが作られると、大人になってからも
 

  • 「自分はダメだ」と自信がない
  • 自己犠牲をやめられない
  • 一人で何かをやるのが不安


などの生きづらさを感じてしまうわけです。


つまり、この「ビリーフ」こそがアダルトチルドレンの本当の原因なんです。

アダルトチルドレンの克服方法

それではさいごに、アダルトチルドレンを克服する方法をご紹介します。


アダルトチルドレンを克服するには、その原因であるビリーフを解消する必要があります。


ただし、ビリーフとは無意識の心に刻まれたものですので、どれだけ理屈で考えてもそれだけではどうにもなりません。


そのため、僕はイメージを使ったセラピーすることで、クライアントさまのビリーフを書き換えています。


今回はそのセラピーを動画に取ってみました。


もちろん1対1のセラピーに比べると、細かさや深さは落ちますが、何度も繰り返せば、これだけでも効果はあると思いますので、よかったらご覧ください。

アダルトチルドレン克服セラピー

まとめ

いかがだったでしょうか?


アダルトチルドレンについて調べると、その「症状」はたくさん出てきますが、「原因」は意外と曖昧です。


しかし、悩みを解決するためには「症状(結果)」よりも「原因」についてしっかり理解することが大切です。


まずは自分にはどんな「ビリーフ(思い込み)」があるのか?


そこをご自身で探ってみてください。


そして、なんとなくビリーフが見えてきたら、動画を見てセラピーをやってみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき