目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 嫌われるのが恐い人の心理
- 2 嫌われるのが恐い本当の原因
- 3 まとめ
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おはようございます
心理セラピストの
おおのたかゆきです
今回は
「嫌われるのが怖い」
といったお悩みについて解説しようと思います。
これは主に女性に多いお悩みですね。
ただ、最近は男性の方からもご相談を受ける事が増えています。
相手に嫌われるのが恐くて
- 相手の顔色をいつも窺う
- 自分の本音が言えない
- 嫌なことでも嫌と言えない
- 他人の感情に振り回される
などのお悩みに発展することが多いです。
こういった悩みを抱えていると自分の事より他人の事ばかり気にしてしまって、もはや誰のための人生かわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は
- 嫌われるのが恐い原因と改善方法
について解説します。
嫌われることを恐れず誰に対して自分らしくいたい方は、ぜひ最後までお読みください(^^)
嫌われるのが恐い人の心理
まずはじめに嫌われるのが恐い人の心理について解説します。
誤解して欲しくないのですが、誰かに嫌われることが全く恐くない人なんてほとんどいません。
誰だって、できることなら誰からも嫌われたくないと思うのが当然ですし、実際に人から嫌われたら誰だって傷つきます。
じゃあ嫌われるのが恐くて様々な悩みに発展する人と、そうでない人の違いっていったい何なんでしょう?
それはズバリ、『人から嫌われたら生きていけない』と思っているかどうかなんです。
人から嫌われるのが恐くて自分らしくいられなくなる人は
『誰か一人に嫌われたら悪いうわさがどんどん広まって最後はひとりぼっちになる』
とか
『彼に嫌われてしまったら自分を愛してくれる人なんてもう他にはいない』
のように、“この先、生きていけない“といった感覚になる人が多いです。
一方、大きな悩みにならない人はたとえ誰かに嫌われても、他に自分を好いてくれる人はいると思うことができます。
そのためショックは受けるけど、別に生きていくには別に影響がないという感覚なんです。
つまり嫌われるのが恐い人は
≪人から好かれるかどうかが自分の生き死にと関係している≫
と無意識で思ってる人なんです。
嫌われるのが恐い本当の原因
でもどうして、そんな風に考えてしまうんでしょう?
実はそこには、『幼少期の体験』が深く関係しています。
端的にいうと嫌われるのが恐い人は、子どもの頃に
『誰かに嫌われたことで生きていけなくなるくらい辛い(恐い)思いをした人』
なんです。
具体的にどんな体験かは人によって様々なんですが、大きく分けると2パターンあります。
1つは子どもの頃の「いじめ」です。
誰か一人に嫌われたことでいじめがクラス全体にまで広がってしまった…
これは子どもにとっては「生きていけない」と思うには十分な体験でしょう。
特に女性の方からは「学校でクラスの誰か一人が順番にいじめられた(無視された)」という話を聞くことが多いですね。
そしてもう1つは子どもの頃に
『○○でないと親に嫌われると思ってた人』
です。
- いい子でないと嫌われる
- 言うことを聞かないと嫌われる
- 優秀でないと嫌われる
など、色々なパターンがありますが、ポイントは子どもにとっては
- 親から嫌われる=捨てられる=死ぬ
ということ。
大人と違って子どもはまだ一人で生きていく力がないので、親から嫌われることは死を意味する程の恐怖なんです。
そして親から嫌われることに怯えて生きていた子どもは、他人から嫌われることに怯えて生きる大人になってしまうんですね。
つまり嫌われるのが恐い本当の原因とは
『幼少期の体験で抱えてしまった誰かに嫌われることへのトラウマ』
だと言えるんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
嫌われるのが恐い人は、誰かに嫌われることに対してトラウマを抱えている人ということができます。
ですが、それは子どもの頃の話で大人になって今では誰一人に嫌われたくらいではあなたの人生に大きな影響はありません。
それに「誰からも嫌われない人」って、同時に「誰からも好かれない人」ですからね。
「人から好かれる」と「人から嫌われる」はコインの裏表の様で、どちらか一方だけを
選ぶことはできません。
でも、たとえ誰かに嫌われてもそんなあなたを好きだと言ってくれる人は必ずいます。
それを忘れないでくださいね(^^)
動画では嫌われる恐怖を軽減するイメージワークも紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき