決断できる人とできない人の違いとは?

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


自分を諦めている人は「決断」が苦手な人が非常に多いです。
 

  • 間違えたらどうしよう…
  • 本当にこれがベストなんだろうか…


こんな風に考え出すと、もうどうしたらいいかわからなくなってついつい決断を先延ばしにしてしまう…


あなたにもそんなことはありませんか?


僕自身も長い間、そんなことを何度も繰り返す優柔不断な性格でした。


でも世の中には決断が速い人もたくさんいますよね。


そういった人たちと、決断が苦手な人はいったい何が違うんでしょう?


そこで今日は、僕がこれまでコーチングで見てきた人や自分自身の経験も踏まえて、決断できる人とできない人の違いについて書いてみようと思います。


決断できなくて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

間違ってはいけないと思っている

決断できない人に多いのが「間違えてはいけないと思っている」人です。


もちろん間違えたくないと思う気持ちは誰にでもあるし、本当に間違えられない時だってあるでしょう。


でも、決断できない人はどんな時でも常に間違えてはいけないと考えている人が多いんです。


ですが、そもそも人間である以上、絶対に間違えないなんて不可能ですよね。実は決断できる人の多くはそこをちゃんと理解しています。


決断に迫られた時に「絶対に間違えてはいけない」と考えるか「間違えることは誰にでもある」と考えるかは、決断できる人とできない人の大きな違いの一つです。

100点の正解を選ぼうとしている

次に、決断できない人に多いのは「100点の正解を選ぼうとしている」人です。


ですが、大前提としてまず言っておきたいのは、世の中に100点の選択肢なんてありません


もし100点の選択肢があるのなら、そもそも迷っていないですよね。


どんな選択肢にもメリットとデメリットがあり、だからこそ選択に迷っているはず。


つまり、どの選択肢を選んでもある意味正解で、ある意味不正解なんです。


何かを決断するには、そこを理解した上で自分がどうしても得たいメリットは何か?どうしても避けたいデメリットは何か?を考えることが大切になります。


決断できない人はデメリットを被りたくない気持ちがとても強いので、決断できる人との違いは「メリットと同時にデメリットを引き受ける覚悟があるかどうか」とも言えるでしょう。

どうなりたいかが明確になっていない

最後に決断できない人に意外と多いのが「どうなりたいかが明確になっていない」人です。


あなたはどうすれば目の前の嫌な状態を避けられるかばかりに悩んでいませんか?


しかし「嫌な状態を避けるにはどうすればいいか?」と考えるより「〇〇な状態になるにはどうすればいいか?」と考える方が選択肢は大幅に減ります


例えば、引っ越しを例に考えてみましょう。今住んでいる場所から他の場所に引っ越しを考えている時、
 

  • 他のどこかに引っ越したい!
  • 東京に引っ越したい!


と考えるのでは、後者の方が圧倒的に家を選びやすくなりますよね。


前者だと今いる場所が嫌という情報しかないので、あらゆる場所の家を探さないといけなくなり到底決められないでしょう


実はこれと同じことが決断できない人の多くには起こってるんです。


ですので、嫌な状態を避けるにはどうすればいいかと悩む前に「自分はどうなりたいのか?」を明確にしてみてください。


それをするだけで選択する時の判断基準ができるので、何かに迷った時の選択肢が大きく減るでしょう。


決断できる人というのは、こういった自分なりの判断基準をちゃんと持っている人なんです。

最終的には決断するという覚悟の問題

ここまで話してきた通り、世の中には100点の選択肢などありません。


つまり、最終的には自分の選択によって起こるデメリットを受け入れる覚悟があるかどうかが重要なポイントになるでしょう。


言い方を変えると失敗した自分や間違った自分を許せるかどうか、そして、たとえ間違えても挽回できると信じられるかどうかです。


僕は自分を信じるためにはまず自分を許す必要があると考えています。


失敗した自分、間違えた自分、ダメな自分を許せるようになれば、どんな選択をしても自分なら大丈夫だと自分を信じられるようになるはずですよ。


ちなみに、僕のライフチェンジセラピーでもそういった考えをベースにカウンセリングやコーチングを行っています。


初めての方は体験セッションを受付中ですので、興味のある方は一度覗いてみてくださいね。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。