【アダルトチルドレン】”罪悪感”から自分自身を学ぶ方法

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


自分を諦める人がよく感じやすい感情の一つに「罪悪感」があります。
 

  • 仕事できつい言い方をしてしまった…
  • 毎日やると決めた筋トレをサボってしまった…
  • 自分なんかが幸せになっていいんだろうか…


あなたはそんな風に感じることはありませんか?


でも実はこの「罪悪感」、実は自分を知るための重要なヒントでもあるんです。


今日はそんな「罪悪感」を通して自分を知るための方法をお話ししようと思います。


日頃から罪悪感を感じやすい人はぜひ最後まで目を通してみて下さい。

罪悪感の正体とは?

まず、そもそも罪悪感とはいったいどんな感情なんでしょうか?


罪悪感を辞書で調べてみると「罪を犯した、悪い事をした、と思う気持ち」と出てきます。


しかし、法を犯したり人を傷つけたりしたなら罪悪感を感じて当然ですが、人によっては幸せなことがあったら罪悪感を感じるなんて人もいますよね。


いったいこれは何が起こってるんでしょう?


実は罪悪感というのは、元々人間に備わっている感情ではなく、「学習された感情(偽物の感情)」なんです。


人によって感じる場面が違うのは、人によって学習した内容が違うから。


それに、赤ちゃんの時は誰も罪悪感を感じませんよね?


そのことからも生まれながらに持っている感情とは別物だとお分かりいただけると思います。

罪悪感はルールを破った時に感じる

でもそんな罪悪感がどうして自分を知るヒントになるんでしょう?


それは罪悪感を感じる仕組みに答えがあります。


というのも、人が罪悪感を感じる時というのは「その人にとって守るべきルールを破った時」なんです。


そして「守るべきルール」とは、家族や友人など、自分が所属していたいと思うグループ(多くの場合は両親)によって刷り込まれます


例えば、お母さんがとてもまじめな人で、何事も手をぬかずにやりなさいといった教育を受けてきた場合、「手を抜いてはいけない」といったお母さんのルールが刷り込まれるかもしれません。


そして、大人になってからもそのルールを破った時(=手を抜いてしまった時)に罪悪感を感じるようになるわけです。

その罪悪感は誰のルールかを考える

このように、罪悪感を感じるのは「自分が守るべきルールを破った時」です。


ということは、罪悪感を感じた所には自分が無意識に守っているルールのヒントがあるってことになりますよね。


これこそが「自分自身を知るヒント」になります。


もしあなたが罪悪感を感じた時、まずは『何に対する罪悪感なのか』を丁寧に感じてみましょう。


次に、罪悪感の対象がはっきりわかったなら『誰のルールを破ったのか』を考えてみてください。


そして最後に、『そのルールはこれからも守る必要があるのか』を考える。


こうやって考えていくことで、罪悪感から自分を知り、更には自分を変えることにも繋げることができるでしょう

自分の感情を知れば自分が見えてくる

罪悪感を感じやすい人にとっては”罪悪感”という言葉を見るだけで嫌な気持ちになる人もいるかもしれません。


実際、僕も自分を責めたり罪悪感を感じやすい性格だったので、そんな気持ちになっていました…


しかし、良い感情であれ悪い感情であれ、自分の感情を感じることは自分を知るための大きなヒントになります。


慣れるまでは辛い時もあると思いますが、まずは自分の感情をしっかり感じる練習をしてみてくださいね


そうすれば、徐々に気付いていなかった自分の一面が見えてくるでしょう。


ちなみに僕のライフチェンジセラピーでは、感情を丁寧に感じられるようなコーチングを行っています。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。