目次
- 1 踏み出すために必要なのは勇気ではない
- 2 本当に恐れているのは何か?
- 3 根本原因は幼少期の「心の傷」
- 4 まとめ
- 4-1-1 ★動画はこちら★
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回はやりたいことがあるけどなかなか踏み出せない…!という方に向けての内容です。
これも非常~に多いお悩みですね。
今の生活をこのまま続けていくことに不安を感じ始めているけど、いざ何かを変えようと思ってもなかなかその一歩を踏み出せない。
そういった方は今の時代、とても多いんじゃないかと思います。
一昔前なら転職や起業などはどちらかと言えば少数派でしたが、最近はそういう人も増えてきました。
そのため、余計に自分も何か変えた方がいいのではと不安になる機会が増えてしまったと思います。
そこで今回は、
「やりたいことがあるけど一歩が踏み出せない」
という方に向けて原因と解消法を解説します!
自分や家族の未来のために勇気を出して一歩を踏み出したい方は、ぜひ最後まで読んで下さいね。
踏み出すために必要なのは勇気ではない
まずはじめに、一歩を踏み出すためには何が必要だと思いますか?
どうしてこんな話をするのかというと、意外とここを勘違いしている方が多いんですね。
というのも、多くの方が、一歩を踏み出すためには「勇気」や「覚悟」が何よりも大切だと思っています。
もちろん、これらも必要で、「勇気」や「覚悟」がないと何も挑戦できないのは確かです。
ただ、これって“一番”大事なものではありません。
じゃあいったい何が最も大切なのか?
それはズバリ「安全(安心)」です。
こんな風に考えてみてください。
もしあなたがバンジージャンプを飛ばなきゃいけないとしたら、そのために”一番”大切なのは「勇気」とか「覚悟」でしょうか?
恐らくそれは違うと思います。
まず何より大切なのは命綱がしっかりしているのか?ということですよね。
極端な話、命綱がボロボロなのに勇気や覚悟だけで飛んでしまえば、確実に命を落としてしまうわけです。
つまり、何かに挑戦する時に最も大切なのは勇気や覚悟ではなく「安全(安心)」なんです。
本当に恐れているのは何か?
じゃあ次に気になってくるのは「どうすれば安心できるのか?」ではないかと思います。
ただ、実はこの考え方は逆で、「どうして安心できないのか?」を考えてみてください。
というのも、バンジージャンプのように下手をすれば命の危険に関わるような挑戦ならまだしも、やりたいことに挑戦することに命の危険はありません。
つまり、感情抜きに理屈だけで言うと、本来はそこまで危ない事ではないんです。
にも関わらず、なぜ一歩を踏み出すことができないのか?
それはズバリ
『実際に起きる事”以上の何か”を”想像して”恐れている』
ということが起きているんです。
そして、それはいったい何なのか?
本当の本当は何を恐れているのか?
ここは人によって違うと思いますが、これこそが一歩を踏み出せない根本原因であり、それを特定して解消できれば、新しい一歩を踏み出せるようになるというわけです。
そして多くの場合、この「本当に恐れているもの」は、その人の「幼少期の体験」と深く関係しているんです。
根本原因は幼少期の「心の傷」
具体的にどう「幼少期の体験」が関係しているのかについては僕自身の話を例に挙げてみます。
実は僕自身も昔から不安が強く、新しい事に挑戦する時に全然動けなくなる性格でした。
ですが、それを何とか解決したくて、「不安で行動できない」をテーマに心理セラピーを受けたんですね。
すると、出てきたのは幼少期の母親との関係でした。
僕の母親は小さい頃から非常に厳しく、僕は毎日のように叱られていました。
特にピアノの練習が厳しく、少しでも間違えると手を叩かれて怒鳴られ、正しく弾けるまで許してもらえないといったことが日常茶飯事でした。
また、それと同時に母親自身も心配性で不安が強くちょっとでも不明瞭なことは「危ないからやめとき」とよく言われていました。
そして、僕の失敗を避けるためにちょっとしたこと(例えば学校の準備等)は母親が僕の代わりにやってしまうといった事も多かったです。
その結果、僕の心には、
《失敗するとひどく叱られる(=失敗すると危ない目に遭う)》
《自分の好きに(自由に)やるのは危ない事》
といった「心の傷(思い込み)」が深く刻まれていたことがわかりました。
つまり、僕が本当の本当に恐れていたのは
『やりたいことをやって失敗すると”母親(他人)に咎められる”』
ということだったんです。
ちなみにセラピーを受けた後は、失敗しても誰かに怒られたり咎められたりするイメージはなくなり、新しい事にも挑戦できるようになりました。
このように、本当の本当に恐れているものを特定し、その原因となる「心の傷」を解消すれば、
やりたいことに踏み出せないといった悩みも解消するんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
やりたいことに踏み出せない人は、子どもの頃に自分がやることをどちらかというと応援よりも批判されることが多かった人です。
また、両親のいずれか、もしくは両方が心配性で過干渉だったケースも少なくありません。
ですので、そういった否定的なイメージを心から追い出すこと。
そして、その代わりに、たとえ失敗したとしても全てを受け入れて包み込んでくれるような優しいイメージを心に持つこと。
それができれば、一歩を踏み出す不安はなくなっていきますよ。
動画ではセラピーも紹介しているので、興味がある方はぜひこちらもご覧になってください。
★動画はこちら★
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき