目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 気を遣い過ぎてしまう人の心理
- 2 思い込みを作ってしまった原因
- 3 まとめ
★動画はこちら★
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「気を遣いすぎる性格を変えたい」
といったお悩みについて解説しようと思います。
まず最初に誤解して欲しくないのは気遣いができるのは素晴らしい事で決して悪いことではありません。
ですが、今回解説したいのは気を遣い“過ぎる”というケース。
例えば、
- 常に他人の顔色が気になる
- 自分を犠牲にして頑張りすぎる
- 気を遣い過ぎて逆に嫌がられる
などのレベルのお悩みです。
ここまで行ってしまうと、気遣いと呼べるレベルを超えて生きづらさになってしまいますよね。
そこで今回は
- 気を遣い過ぎてしまう原因と改善方法
をご紹介します。
気遣いはできても気疲れはしたくない方はぜひ最後までご覧になってください。
気を遣い過ぎてしまう人の心理
冒頭でもお伝えしたように人に気遣いができる事はとても素晴らしい事です。
そして、何より僕たち人間は誰かのためを想って何かをする時に心地良さを感じるようにできています。
つまり、心から相手を想っての「気遣い」であれば、本来はどれだけやっても疲れるどころか逆に癒やされるはずなんですね。
ですが、これが相手の為に「やりたい」と思ってやるのではなく「やるべき」と思ってやってしまうと当然それはストレスになってしまいます。
つまり、気を遣い過ぎてしまう人は他人に対する気遣いを「絶対にやらなければいけないこと」と思っている人が多いんです。
そしてもう少し心の深い所まで見ると、もし他人への気遣いができなければ
- 相手から怒られる
- 相手から見放される
のような間違った思い込みを抱えており、そうなることへの「恐怖」を避けるために無理をしてでも気を遣わなければいけなくなってしまっているんです。
つまり、端的に言ってしまえば、人に気を遣い過ぎてしまう人は人に嫌われるのが恐くて気を遣わざるを得ない状態になっている人なんです。
思い込みを作ってしまった原因
また、さらに心の深い所まで話を広げていくと、この間違った思い込みを作ってしまった根本原因は「過去の体験」にあります。
これまでの人生の中で実際に気を遣えなかった事で誰かに怒られてしまったり嫌われてしまった経験があるとそれがトラウマとなって思い込みを作ることがあります。
尚、トラウマができるかどうかは
- 感情の大きさ×頻度
で決まります。
つまり、大きなショックを受けるような体験をしているとその1回でトラウマになることがあり、逆に小さなことショックであってもそれが長期間何度も繰り返されるとトラウマになる可能性があります。
例えば、仲の良かった友だちを自分の不注意から怒らせてしまい絶交されてしまった…
等の体験は子ども心にはかなり大きなショックですのでそれだけでトラウマになってしまう可能性が十分にあります。
他にも子どもの頃に気が利かないといつも親から怒られていた人は一度のショックは小さくても
その頻度がかなりの数になりますのでそれもトラウマになる可能性はあります。
このように間違った思い込みは過去のトラウマが原因で作られてしまうものなんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
気を遣い過ぎてしまう人は小さい頃から周りに気を遣わないといけない環境で育った人が多いです。
特に気分が変わりやすい親や言う事を聞かないと激怒する親に気を遣い続けてきた人は子どもの頃に感じていた強い恐怖が無自覚のうちに現在にも甦ってきている事が多いでしょう。
ですが、気を遣わないと人から嫌われるというのは、完全に思い込みであって事実ではありません。
まずは人に嫌われる恐怖と向き合い少しずつ自分を優先するような行動を取るように挑戦してみてくださいね。
動画では恐怖に向き合うためのイメージワークの誘導もしていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき