こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
「自己肯定感を高めるには成功体験を積みましょう」
あなたも一度はそんな言葉を聞いたことはありませんか?
しかし、自己肯定感が低いと悩んでいる人からすれば、
「それができんから悩んでんねん!」
って言いたくなる人も多いのではないでしょうか?
そこで今日は自己肯定感を高めるには本当に成功体験を積むしかないのか?について書いてみようと思います。
自己肯定感が低いと悩んでいる方はぜひ最後までご覧になってください。
自己肯定感が高いとはどんな状態か?
まず、そもそも自己肯定感とはいったいどういったものか?から説明させていただきます。
自己肯定感とは、読んで字のごとく「自己を肯定する感覚」のことです。ここではわかりやすく「自分を肯定する力」と言い換えておきます。
では、自分を肯定する力が高い人とはどういった人かを考えると、「どんな状態でも自分を肯定できる人」と言えるでしょう。
「〇〇ができる自分」のように条件付きでしか自分を肯定できないのは、自分を肯定する力が強いとは言えないですからね。
そう考えると、「大きな成果を出したから自分を肯定できた」というのはある意味普通のことで、自分を肯定する力が高いとは言えないわけです。
つまり、自己肯定感が高い状態とは「たとえ大きな成果を出していなくても自分を肯定できる状態」なんです。
「成功体験を積む」によくある誤解
さて、話を本題に戻しますが、自己肯定感を高めるにはやっぱり成功体験を積むしかないのか?
僕の個人的な考えとしては、他に方法がないわけではないが成功体験を積むのが一番効果的、だと思っています。
ただ、それと同時にある一つの大きな誤解があるとも思っています。
その誤解とは、「成功体験=大きな成功」だと思ってることです。これはコーチングをしていても本当に多いと感じます。
しかし、先にも述べたように自己肯定感が高いとは、たとえ大きな成果を出していなくても自分を肯定できる状態。
ってことは、そんな状態になるためには「小さな成果でも自分を肯定する練習が必要」だと言えますよね。
つまり、自己肯定感を高めるための成功体験は大きな成功である必要はなく、むしろ小さな成功を肯定することこそ自己肯定感を高める結果につながるんです。
小さな成功を肯定し続けることが大切
人には顕在意識と潜在意識がありますが、潜在意識では成功の大小を区別できないと言われています。
もちろん大きな成功であれば周りからの反響も大きいので、副産物的に成功感(達成感)をより感じる結果になるとは思いますが、1つの成功で感じる成功感自体は大きな成功でも小さな成功でも大差ないんです。
だから自己肯定感を高めるためにまずできることは、「“小さな”成功体験を積む」こと、そして「小さな成功を肯定する練習をする」ことです。
ちなみに僕のライフチェンジセラピーでは、どんな自分でも肯定できるようになるワークを行い、心理的な土台を築いた上で自由な未来を描いていくアプローチを取ります。
初めての方は体験セッションを受付中ですので、興味のある方は一度覗いてみてくださいね。
「自己肯定感を高めるには成功体験を積みましょう」
これからはその本当の意味を誤解しないよう気を付けてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。