目次
- 1 自分を好きになれない原因
- 2 真の原因は幼少期の体験にある
- 3 「自分を好きになれない」を解消する心理セラピー
- 3-1-1 ★動画はこちら★
- 4 まとめ
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は「自分を好きになれない原因」を解説していこうと思います。
僕自身、小さい頃から自信がなくとにかく自分の事が嫌いでした。
ですが、「自分が嫌い」という状態は自分で自分の首を絞めてるようなもので、本来持っているはずの能力を存分に発揮することができなくなります。
それだけでなく、周りから褒められても受け取れなかったり、自分が活躍できそうな場面に直面すると遠慮してしまったり、なぜか不安になってしまったり…
自分が嫌いというだけで人生でかなり損をしてしまうんです。
そこで今回は
- 自分を好きになれない原因と解消法
を解説します。
自分の本来持っている力を発揮して自分らしい人生を送っていきたい方はぜひ最後まで読んで下さいね。
自分を好きになれない原因
まずはじめに、なぜ自分を好きになれないのか?について解説しますね。
この悩みに限らず、こういった悩みの原因を探る時はこんな風に考えてみてください。
それは、人の行動の動機づけは、
- 快を求める
- 不快を避ける
の2パターンしかないということ。
つまり、今回のケースに置き換えると
- 自分を好きにならないことにメリットがある
- 自分を好きになることにデメリットがある
のどちらかになるということです。
そして、今回のケースで比較的多いのは、後者の、
『自分を好きになることにデメリットがある』
なんです。
ですので、こんな風に想像してみてください。
「もし、あなたが自分の事を好きになれば、どんな嫌な事が起こると思いますか?」
- 自意識過剰だと思われる
- よくそんな事言えるなとからかわれる
- 調子に乗るなと怒られる
などなど、自分を好きになれない人はこういった悪いイメージが出てくるのではないかと思います。
そして、そうなることを避けたいために自分を好きになれないというわけですね。
つまり、この「悪いイメージ」こそが、自分を好きになれない原因なんです。
真の原因は幼少期の体験にある
では、どうしてこの「悪いイメージ」が浮かび上がってくるのか?
逆に言うと自分を好きでいられる人は、自分を好きだと感じても、悪いイメージは出てこないということになります。
両者の違いは一体何なんでしょう?
それはズバリ、『幼少期の体験』の違いです。
簡単に言ってしまえば、自分を好きだと思える人は
「自分を好きだと思う(言う)ことを良しとする環境で育った人」
逆に自分を好きになれない人は
「自分を好きだと思う(言う)ことは悪い(おかしい、恥ずかしい)とする環境で育った人」
というわけです。
ここでいう環境とは、主に家庭環境(=親の考え方)ですが、いじめなどの強いショックを受ける体験をすると家庭以外の環境からも影響を受けることはあります。
いずれにせよ人は0歳~15歳くらいにかけて考え方・価値観などを身につけていきますが、この時期に
《自分を好きになるのは良くない》
のような価値観を身につけてしまったことが自分を好きになれない根本原因というわけです。
「自分を好きになれない」を解消する心理セラピー
ではさいごに「自分を好きになれない」を解消する心理セラピーをご紹介します。
ここまで解説してきたように自分を好きになれない原因は自分を好きだと思うと生じる「悪いイメージ」。
もっと言うと、そのイメージによって生じる「ネガティブ感情」にあります。
ですので、このネガティブ感情を和らげるセラピーを本日はご紹介しますね。
ざっくり手順を説明すると
- 自分のことを好きだと思ってみる
- その時に感じるネガティブ感情を感じる
- その”感情”の元となる体験を特定する
- 元となるイメージを頭から追い出す
の4ステップになります。
こちらは動画の方で実際にイメージ誘導していますので、興味がある方はぜひそちらをご覧ください。
★動画はこちら★
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
今でこそ少しは緩まりましたが、日本は元々「自分が好き」なんて口が裂けても言ってはいけない文化です。
ですが、「謙虚」と「卑下」は似てるようで全く異なるものです。
わざわざ人前で「自分が好きだ」とアピールする必要はありませんが、心の中では自分に対する
絶対的な愛情を持っている状態。
少なくともこういった生き方は「謙虚」でかつ幸せでいられる在り方だと思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき