おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は、僕自身の昔話をしながら、今、人間関係で苦しんでいるあなたに伝えたいことがあります。
会社員だった頃の僕は、いわゆるブラック企業に勤めていて、毎日休みなく朝から晩までずっと働いていました。
心も身体もボロボロで、「何のために生きているんだろう…」と、わからなくなるほどでした。
そしてその頃の僕は、とにかく「人が嫌い」だったんです。
「自分は冷たい人間だ」と責めていた過去

あの頃の僕の心の中は、こんな感じでした。
- 人に優しくするのがしんどい
- 誰かのために頑張るのもしんどい
- 人と関わること自体がつらい
そんな自分に気づくたびに、
「自分はなんて心が冷たい、最低の人間なんだろう」
と、さらに自分が嫌いになっていきました。
でもその後、心身ともに限界が来てカウンセリングを受けることになり…それが「大きな誤解」だと気づけたんです。
実は、前回お話しした「インナーチャイルド」の話は、僕自身の体験が元になっています。
カウンセリングの中で出てきたのは、『ずっと完璧でいようと頑張っているチャイルド』でした。
人が嫌いだった本当の理由

僕の中にいたその子は、小さな頃からずっと必死でした。
「親の期待に応えなければ」
「親を安心させなければ」
「立派な人間にならなければ」
そう思って、ずっと必死に頑張り続けていたんです。
でも、もうその頑張りには限界がきていました。
毎日必死に頑張ってはいるけど、もう本当は心が疲れ果てていて…
「なんで自分ばっかりこんなに辛いんだ……」
そうやって、世の中や他人を恨み始めていたんです。
これこそが、僕が「人が嫌い」だと感じていた正体でした。
性格が悪かったわけでも、冷たかったわけでもない。
ただ、余裕がなくなるほど疲れ切っていただけだったんです。
鎧を脱いだら「本当の自分」が顔を出した

カウンセリングの中で、そのチャイルドに向かってこう声をかけてもらいました。
「あなたは十分頑張ったよ」
「もう子どもに戻っていいよ」
そうやって許可を出せた時、やっとその子は解放されました。
すると同時に見えてきたのは、完璧になろうと作った自分ではない、本来の「ありのままの自分」でした。
その自分から出てきた気持ちは、驚くべきものでした。
「本当は人が大好きで、もっと人とわかり合いたい」
「本当は、もっと人と繋がりたい」
だから僕は、「本当は良い人間だった」なんて言うつもりはありませんが、少なくとも「心が冷たい人間」ではなかったと気づけたんです。
そこから生きるのが楽になり、“誰かの期待に応えるために作った自分”ではなく、「本来の自然体なありのままの自分」で生きられるようになっていきました。
優しくなれないのは、あなたが悪いわけじゃない

世の中には、こんなメッセージがたくさんありますよね。
「人に優しくしましょう」
「まずは自分から人に与えましょう」
そんな言葉を見た時に、
「そんなことできない」
「したくない」
と思ってしまう自分を、「私は冷たい人間だ」と責めている人も少なくないと思います。
でも、どうかそんな自分を責めないであげてほしいんです。
もしかしたらあなたも以前の僕と同じで、ただ”疲れ切っているだけ”かもしれないですからね。
その疲れ切ったチャイルドが、小さい頃から続く責務から解放された時。
誰よりも優しい”本当のあなた”が、そこには隠れているかもしれません。
あなたの中には、何十年も頑張り続けている「小さなあなた」がいませんか?
完璧でいられないことを責めずに、これまで完璧を求めて頑張ってきたことを、どうか労ってあげてください。
それが本来の自分に戻るための、最初の一歩になると思いますよ(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき


