目次
- 1 ストレングスファインダー®の資質「原点思考」とは
- 2 「原点思考」の特徴(強み/弱み)
- 2-1-1 「原点思考」強み使いの事例
- 2-1-2 「原点思考」弱み使いの事例
- 3 まとめ
こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。
今日はストレングスファインダーの資質「原点思考」について、僕が学んだ事に対するメモを残してみようと思います。
このメモがストレングスファインダーについて知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ストレングスファインダー®の資質「原点思考」とは
まずはギャラップ社による「原点思考」の解説をご覧ください。
<原点思考>
原点思考という資質を持つ人は、過去や原型について考えるのが好きです。過去を調べることにより、現在を理解します。
(引用:クリフトンストレングス)
上記のように、「原点思考」は物事の原点、つまり起源や原因を過去に遡って探れる資質です。
過去の経緯・背景を理解する事で、現在を正しく理解しようとします。そのため、ある意味今を正しく理解できる資質とも言えます。ただし未来には興味がありません。
また、何をするにも物事の経緯・背景を正しく理解しようとするので、「そもそも…」が口癖の人が多いでしょう。
その反面、「そもそも」がはっきりと理解できるまでなかなか動けなかったり、話をする時は最初から説明したいので話が長くなりがちです。
「原点思考」の特徴(強み/弱み)
資質とはあくまで特徴であり、それは強みにも弱みにもなり得ます。
ここでは「原点思考」の強みと弱みについていくつか事例をご紹介します。
「原点思考」強み使いの事例
- 物事の原因を特定して本質を理解できる
- 現状を正しく理解できる(経緯まで理解できる)
- 「そもそも…」が口癖
- 過去のリソースを有効に使える
- 過去の出来事をよく覚えられる
「原点思考」弱み使いの事例
- そもそもがわからないと動けない
- そもそもが気になり話の腰を折ることも
- 最初から順に話したいので話が長くなりがち
- 過去の失敗に引きずられやすい面も
まとめ
「原点思考」を持つ人は、物事の経緯・背景を過去に探っていく事で、本質を正しく理解できます。また、記憶力が良い人や「そもそも…」が口癖の人もいます。
しかしその反面、そもそもがわからないとなかなか動けなかったり、過去の失敗に引きずられて新しい事に挑戦できない事もあるでしょう。
そのため「原点思考」を上位に持つ人は、まずは動いてみてからそもそもを一緒に探していくことを意識してみたり、人は過去とは関係なく突発的に変化できる場合もあると考えてみると良いかもしれません。
最後に、ストレングスファインダーの資質は他の資質との組み合わせでその人を特徴づけます。
そのため、必ずしも全員がここでご紹介した通りの特徴があるとは限りませんので、その点はご了承ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。