「緊張」は本当に悪いものなのか?

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


僕は小さい頃から緊張しやすいタイプで、部活動でも練習ではできることが本番では一切できないなんてこともよくありました。


だから昔はよく
 

  • 緊張さえしなければ…
  • 緊張しない性格に生まれ変わりたい…


なんてことをよく考えてたものです。


ただ、最近は少し考え方が変わってきました…


緊張って本当に悪いものなんでしょうか?


今日はこんな感じで、『緊張』をテーマに書いてみようと思います。


緊張しやすいと悩んでいる方はぜひ最後まで読んでいただきたいです。

緊張は悪いものなのか?

緊張しやすい人にとって「緊張」は本当に憎いものだと思います。


僕も長年、「緊張」という言葉を聞くのも嫌だったくらいです。


ただ、冷静に考えてみると「緊張」って本当に悪いものなのか?と思うようになりました。


というのも、緊張している時の僕らの身体に何が起こっているのか考えてみてください。
 

  • 心臓がばくばくする
  • 頭に血が上る
  • 周りの声が聞こえなくなる


他にもあると思いますが、だいたいこんな状態になるんじゃないでしょうか?


しかし、これらの状態はこんな風に言い換えることもできます。
 

  • 全身に血流が行き渡っている
  • 脳の回転速度が上がっている
  • 集中力が増大している


こうやって言い換えると身体にとっては良いことのようにも見えませんか?


そして僕たち人間の身体がこういった状態になるのは、実は「緊張」している時以外にもう一つあります。


それは、「興奮」している時です。


そして興奮状態とはテンションが上がってる時やゾーンに入ってる時など、良いパフォーマンスを出せる状態でもあります。


つまり僕たちが「緊張」と呼んで嫌なもの扱いしていた身体の反応は、実は良いパフォーマンスを出そうと身体が起こしてくれていたものだった可能性もあるんです。


実際、緊張する時って「良い成果を出したい時」や「失敗したくない時」が多いですよね。


だから身体は頑張ろうとしているだけだったのに、僕たちが勝手にそれを悪いもの扱いして自滅しているだけだった…


そう考えると申し訳なさと共に、「緊張」って悪いものではないと思うようになったんです。

緊張に強い人と弱い人の違い

「そうはいっても、緊張のせいで失敗することがあるじゃないか」


そう思った人も多いと思います。


僕自身、緊張して失敗した経験は非常に多いのでその気持ちもよくわかります。


ですが、先ほどご説明したように「緊張」とはもともと良いパフォーマンスを出そうとするための身体の反応で悪いものではありません


じゃあいったいそれが良い方向に働く人と悪い方向に働く人とでは何が違うのか?


それはズバリ、


緊張を良いものと捉えているか悪いものと捉えているかの違い


なんです。


具体的には「緊張してはダメだ!」と思えば思うほど緊張は強くなっていき、「緊張しても大丈夫」と思えば適度な興奮状態でとどまってくれます。


嘘だと思うならぜひ一度試してみてください。


緊張している時に「別に緊張してもいいよ」とか「これは興奮してるだけだ」と思うようにするだけで、不思議と緊張は弱まっていくはずですよ。

思い込みに気づけば人生も変わる

緊張が良いものになるか悪いものになるかはその人の捉え方、つまり「思い込み」によって決まります。


実はこれは緊張だけに限らず、僕たちの人生のほとんどは良くも悪くも思い込みによって左右されているんです。


例えばいつも緊張して失敗するというような人は緊張が悪いものだという思い込みだけでなく、「自分は成功できない人間だ」という思い込みがあるかもしれません。


そしてそういった思い込みがある場合、人生のあらゆる場面で思い込み通りの結果を引き起こしてしまいます。


つまり、自分の中にある思い込みに気づければ自分の人生を変えていけると言っても過言ではないんです。


ライフチェンジセラピーでは、そんな思い込みを書き換えるカウンセリングも行います。


なぜかいつもうまくいかないような思い込みがあると感じた方は、ぜひ一度体験セッションを覗いてみてくださいね。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。