目次
- 0-1-1 ★動画はこちら★
- 1 感情を抑えてしまう人の心理
- 2 感情を抑えてしまう本当の原因
- 3 まとめ
★動画はこちら★
おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
今回は
「感情を抑えてしまう」
といったお悩みについて解説しようと思います。
今日ご紹介するお悩みはロボットのように感情を全く感じられないというものではありません。
感情は感じられるけど
- 人前で思い切りはしゃげない(喜びを抑える)
- 人前で弱音を吐けない(悲しみを抑える)
- 人前で言いたい事を言えない(怒りを抑える)
など、感情は感じてるけどそれを「表現できない」といったお悩みです。
そして僕たち日本人はそれがポジティブ感情でもネガティブ感情でも、人前で感情を露にすることはよくないという教育を受けている人が多いです。
そのため、実はこの悩みでご相談に来られる方はかなり多いんですね。
そこで今回は
- 感情を抑えてしまう原因と改善方法
について解説します。
自分の感情を素直に表現してストレスのない毎日を過ごしたい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
感情を抑えてしまう人の心理
まずはじめに感情を抑えてしまう人の心理について解説します。
といってもこれは非常にシンプルですね。
感情を抑えてしまう人は
「感情を出すのはいけないことだ」
と思っている人です。
これが感情全般なのか特定の感情だけなのかは人によって異なります。
ただ、この「いけないことだ」という思いをもう少し深く見ていくと
「感情を出すのが恐い」
という気持ちが隠れています。
そして、さらに深く「なぜ恐いのか?」を見ていくと
『何か恐い(嫌な)事が起こる』
と思っている人が多いです。
例えば、
- 人前で思い切り喜んだら嫌われる
- 弱音を吐いたらバカにされる
- 言いたい事を言ったら相手を怒らせてしまう
などですね。
つまり、感情を抑えてしまう人は
≪感情を出したら恐い(嫌な)事が起こる≫
といった「思い込み」を抱えている人なんです。
感情を抑えてしまう本当の原因
この無意識の「思い込み」のことを心理学用語で『ビリーフ』と言います。
じゃあどうしてこんなビリーフが作られてしまうのか?
それは主に幼少期の体験が深く関係しています。
例えば、
- 親から人前で感情を出すのは恥ずかしいと教わった(人前で感情を出すと怒られた)
- 思い切り喜んだことで友だちに嫌われた
- 大勢の前で泣いてしまいすごく恥をかいた
- 言いたい事を言って友だちを傷つけてしまった
など、子どもの頃に感情を出したことで凄く嫌な思いをする体験をしていると
≪感情を出したら恐い(嫌な)事が起こる≫
といったビリーフが作られる可能性があります。
つまり、感情を抑えてしまう本当の原因は幼少期の体験によって無意識の心に刷り込まれた『ビリーフ』なんです。
まとめ
はい、いかがだったでしょうか?
感情を抑えてしまう原因は感情を出すことへの恐怖。
そしてその恐怖の原因は幼少期の体験によって作られた「ビリーフ」です。
まずは日常生活の中で感情を抑えてしまうのはいつか?を振り返ってみてください。
そしてそれがわかれば、「自分は恐がっている」ということを認めて恐さを素直に受け入れましょう。
そうすれば徐々に恐さが解消されて行くはずですよ(^^)
動画では恐怖を解消するためのイメージワークも紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき